子どもの学区を変えないというのを第一優先に、住み慣れた練馬区で家族がのびのび暮らせる一戸建てを探していたH様が出会ったのが、この中古物件でした。掃除とクロスを張り替えるなどの簡単なリフォームをしただけで、2人の男の子を筆頭に、家族全員の笑顔があふれる理想的な家に！

「一番のお気に入りは、ルーフバルコニー」と奥様が言い切る広々とした屋上や家族がいつも集まるリビングなど、素敵な新居をレポートします。

住まい探しを始められたきっかけを教えてください

親が持っているマンションに4人で暮らしていたのですが、親の老後のことや子どもたちが走り回る音なども気になり始め、子どもをのびのびと遊ばせられる一戸建ての購入を考えたのがきっかけです。

エリア・広さ・家の条件など、どんな希望がありましたか？

住んでいたマンションがこの家から徒歩5分ぐらいのところで、子どもが通っている小学校を変えたくないというのが強く、「練馬区の同じ学区内」というのが第一優先でした。

ほかには、子ども部屋が2人分つくれる、子どもが走り回れる広さのリビングがある、家事導線が良いというのも希望する条件の上位だったと思います。

この物件に出会うまでに、どんな風に家を探しましたか？

物件を探し始めたのがコロナ禍の2～3年前で、物件の価格が上がり始めていたので、予算や広さなどに合うものがなかなかありませんでした。
急いで住んでいるところを出なくてはいけないという状況もなかったので、割とのんびりと物件探しをしていたかもしれません。

物件情報を見て問い合わせして、不動産会社さんに希望を伝えて、いい物件があれば見に行く、といった感じでしたが、その中の一つが殖産ベストの中村さんの担当のものでした。

はじめはいくつかの不動産会社とのやり取りもあったのですが、割としつこく連絡をしてくるところもあって疲れてしまい、中村さんに出会ってからは、もうほかの不動産会社とは連絡を取らなくなりました。

中村さんは、その物件の良いところだけでなく、悪いところも教えてくれるので信頼していました。

この物件に決めた大きな理由はなんですか？

物件自体は建てられてまだ数年しか経っていないしっかりとした家で、広いルーフバルコニーや子ども部屋も2つ取れそうな間取りも気に入っていたのですが、実際に見学に行った時にはまだ前の方が住まれていて、家の中に物も多く、すぐには自分たちが住むイメージがつきませんでした。

ただ中村さんが、「なにを変えれば、自分たちが住める良い家になるのかを考えてみませんか？」とおっしゃってくれて、そこから「表面にあるものを見るのではなく、家そのものを見て、どこをどうすればいいか」を冷静に考えられたのは大きかったです。

決断が遅いとほかの方に買われてしまうということも経験していたのですが、最終的には、奥さんの「この家なら大丈夫！」という直感で即決しました。

家の中で特に気に入っている場所や仕様を教えてください

僕は、子ども部屋ができたことがとても嬉しいです。
子どもたちが大きくなったら、一人ずつ部屋が持てるような部屋数もあるので安心です。

私は、やはりルーフバルコニーです。
日中ルーフバルコニーに出て、空を見上げて深呼吸すると「ああ、この家を買ってよかったなぁ」としみじみ思います。
人工芝を敷いたのですが、家にいながらにして、心からリラックスできる場所です。

このリビングも水回りがまとまっているので導線も良く、家族がこの空間に自然と集まって過ごせているのも気に入っています。
ソファなども置こうかと考えたのですが、座ってだらだらしてしまうので、あえて置いていません。

やはりルーフバルコニーの広さはすごいですね！練馬区内＆駅まで徒歩圏内とは思えません

ロープを張って洗濯物を乾かすと、あっという間に乾きます（笑）。

夏はタープを張り、暑さ除けをしてプールを出して、息子たちだけでなく従妹の子どもたちも呼んだりして思いっきり遊んでいます。

子どもが走り回れる広さがありながら、落ちる心配のない壁の高さと、家の外観の黒い天然石のようなタイルがルーフバルコニーの内側にも続いていて、人工芝のグリーンとのコントラストも気に入っています。
夜は、壁沿いについている間接照明もきれいですよ。

リビング横にあるこの小上がりは、とても便利そうですね。普段はどのように使っていますか？

リビングの奥の小上がりも子どもたちが勉強したり、ゴロゴロしたりするのに重宝しています。
畳はリフォームの時に、もともと入っていたものを張り替えました。

窓は上部が透明なので外から見えることもありますが、ロールカーテンを自分たちで付けたので、夜は閉めてしまえば外は気になりません。
ちょこちょことした気になるところは、自分たちでDIYして、コストも抑えられたかなと思います。

子ども部屋は、シンプル＆ナチュラルですね！

子ども部屋らしい黄色い壁紙と、適度な広さも気に入っています。
今は可動式の二段ベットを置いて、この一部屋を2人で一緒に仲良く使っています。

これから家を探される方に、アドバイスがあればお願いします

何を優先するかを、はっきりと決めておくのは重要かもしれません。あれもこれも、となると結局見つからないかなと思います。

また「直感で決める」といっても、いろいろな物件を見ないとその直感もいい直感にならないので、できるだけ物件は見たほうがいいと思いました。

今回私たちが実際に経験できた、デメリットをメリットにするという発想の転換が、今の大満足のマイホームに繋がっていると思うので、その発想をくれた中村さんには感謝しています！