都心での暮らしから穏やかな時間が流れる杉並区へ。仕事もプライベートも大切にできる家
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駅前には便利な商店街が広がり、少し駅から離れると完成な住宅街が広がる杉並区。以前は都心に近い場所にお住まいだったS様は、お父様の一言がきっかけで本格的にお家さがしを始められたそうです。
杉並区にはこれまで住んだこともなく、土地勘もなかったというお二人でしたが、住んでみると思っていたよりも便利で住心地がよく、満足されているということでした。
そんなお二人の土地探しやお家づくりのエピソードを伺いました。
お家さがしを始めたきっかけを教えて下さい。
もともと、5~6年前くらいから当時住んでいた賃貸のお家の更新の時期がきたら、家を買おうと思っていたんです。当時は、東京オリンピックが終わったくらいで・・・と考えていたのですが、新型コロナウイルスが流行して、仕事も忙しくなって、オリンピックも延期になってということがあったので、少し様子見していたんです。
そんな時に、たまたま父が連絡してきて、急に「そろそろ家を買ったほうがいいと思う」なんて言いだして(笑)、その一言に背中を押してもらったような形で動き始めました。
最初はマンションを探したのですが、調べていくうちに、マンションも戸建てもあまり値段が変わらなくて、それどころか戸建ての方が値段が手頃なこともあるんだな、ということがわかりました。仕事柄、家で音の出る作業をすることもあるし、それなら戸建ての方が向いているかも、と思い、土地や戸建てを探し始めました。
最初から杉並区周辺で探されていたんですか?
こちらに引っ越して来る前は、田町の方に住んでいたので、まずはその周辺で探しました。
でも、防災マップを見たり街を歩いたりした時に、海や川が近いとあまり安全とは言えないし、場所によっては一方通行の道が多かったり・・・ということが気がかりでした。
2人とも仕事柄、あちこちのお客様先に伺うこともありますし、始発で都内に出ることもあるので、その辺りを考慮すると「荻窪駅周辺」が意外と条件に当てはまることに気付いてこの辺りで探すことにしました。
実際に住んでみたら、自転車で色んな所に行けてびっくりしました。特に、自転車なら吉祥寺まで本当にすぐなので、買い物は荻窪よりも吉祥寺に行くほうが多いくらいです(笑)。
近所に公園や緑道もたくさんあるのでお散歩したりジョギングしたりするのも楽しいですし、駅から離れている割にお店も揃っていて困ることもないし、夜遅くまでバスも走っているし、想像していたよりもずっと住みやすい場所でしたね。
殖産ベストとの出会いを教えて下さい。
一昨年の秋くらいに、殖産ベストさんのホームページで見てみたい土地があったので、見学させてもらうためにお店に伺ったのが最初です。
その時、希望の条件をお話したら、他にもいくつか物件を紹介してくださったので、担当の伊東さんと見に行きました。結局その日は「これ」という物件が見つからなくて、その後も、私たちの条件に合いそうな物件が出てきたら伊東さんが連絡をくれて見に行って・・・という感じでした。多い時は1日に10件くらい見に行ったこともありましたね(笑)。
たくさん見たからこそ、こういう間取りはこんな便利さがあるんだ、こういうものはうちには不要だな、と自分たちにとって必要なものを見極めることができるようになったところもあると思います。
たくさん物件を見られた中で、こちらの物件の決め手はどんなことでしたか?
ここは日当たりも良いですし、前の道路が広いので車の出し入れもしやすいし、幹線道路が近いのに一本入ったこの場所はとても静かですし、お隣と接しているのが駐車場やお庭になっているので距離が近い割に圧迫感は感じないですし、希望が叶っていたんです。
ただ、価格が当初想定した予算より少し高いものだったのですが、この場所でこの条件だったら満足だと思えました。伊東さんがすぐに価格交渉もしてくださったので、ローン審査した時の予算枠や月々の支払額なども考慮して、購入することを決めました。
ご希望のポイントがはっきりしていたからこそ、素早い決断に繋がったのですね。建物のプランニングはいかがでしたか?
購入すると決めたその日のうちに住宅メーカーさんもご紹介していただけて、そのままメーカーさんとプランのお打ち合わせもさせていただきました。
実は、前の家の更新のタイミングや仕事の繁忙期の関係で、引っ越しまでの時間が限られていたんです。それで、家づくりは極力シンプルにして、時間と余裕ができた時にアレンジしやすいような内装にしていただきました。あまりにも色んなことを即決したので、メーカーさんに「本当にいいんですか?」と驚かれるくらいでした(笑)。
ただし一箇所、寝室だけは壁紙の色を変えていただきました。夜寝る前に壁が真っ白だとちょっと落ち着かないかなと思ったので、少しベージュの色味が入った壁紙をセレクトしましたが、それ以外は本当にベーシックに仕上げていただきました。
心配だったスケジュールは、おかげさまで土地の調査や工事もスムーズに進み、希望通りの時期に入居することができました。
家の中でお気に入りの場所を教えて下さい。
やっぱりリビングですね。日当たりは譲れない条件の1つだったのですが、ここに決めるまでに土地だけではなく戸建てもたくさん見学していたので、リビングを1階にするか、2階にするかで日当たりが全然違うことを体感していました。自分の家のリビングは2階にしよう、と決めていたんです。
実際に建物が完成してみると、前の道路が広いことや、窓を多めに取り入れたことによって、明るくて気持ちの良い空間になりました。
家で仕事をすることも多いので、「穏やかに過ごせる」という点を家づくりで重視したのですが、春から夏にかけては、このリビングから道路側を見た時に緑が本当にきれいで、心が落ち着くんです。それぞれの仕事部屋を1階に作ったのですが、2人とも結局リビングで仕事をしたり作業したりしてます(笑)。
また、水回りを2階にまとめたたことと、仕事用のスペースをパントリーにも作ったことで、ほぼ2階だけで生活できる状況になりました。
広めにとったパントリーには、造り付けのデスクと、仕事関係の書類をまとめる棚があるんです。家事と仕事を並行して進めることができる生活動線にしたので、とても便利になりました。
それと、脱衣所の一部に棚とリネンバーを付けたのも、使いやすくてよかったと思います。
洗濯機の横のスペースにL字に台を付けたので、立ったままアイロンをかけることができますし、その上のリネンバーには、来客がある時や雨が降ってきた時などに洗濯物をこちらに一時的に片付けることができるので、重宝しています。
あとは、仕事(ご主人のお仕事はガンアクションコーディネーター、映画などの撮影時に銃を使った演技指導を行うお仕事です)で使う荷物や機材がたくさんあって、以前の家では収納するスペースに困っていたんです。また、時には大量の荷物を運ぶこともあるので、仕事部屋を玄関から近い場所に作って、そこにまとめて収納できるようにしました。その部屋は、窓を開けたら駐車場、という位置関係にしたので、窓から荷物の出し入れができるようになり助かっています。
最後に、これからおうち探しをされる方にアドバイスをお願いします。
「深追いしすぎない」ことでしょうか。
最近、私たちの周りでもお家を購入しようかな、という話を聞くようになったのですが、みなさん理想がたくさんあるようで、なかなか意見がまとまらずに困っていらっしゃる様子でしたので(笑)。
譲れないポイントは何か、自分の生活で大切にしたいものは何か、というのを見極めて選んでいくことかなと思います。
S様宅
- エリア
- 杉並区
- 間取り
- 3LDK
- 面積
- 99.86㎡
- 物件種別
- 土地
- 家族構成
- 2人
この度は素敵な新居の完成おめでとうございます!
S様とはこの物件にたどり着くまでに、いろいろな物件をみたり、他の物件で購入の検討をいただいたりと、多くの物件、多くのご提案にお付き合い頂きとても印象深いお取引でした。
最後には条件に当てはまる物件に巡り会えたと言っていただけて嬉しかったです。
そんなS様ご家族に巡り会えて私も嬉しかったです。
担当:伊東 祥太