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How to buy property物件購入前のあれこれ

第9回 団体信用生命保険ってどんな仕組み??

前回は「訳あり物件」にいついてご説明しました。今回は住宅ローンを組む上で切っても切り離せない「団体信用生命保険(通称:団信)」についてご説明させて頂きます。

そもそも「住宅ローン」とは 80 歳を完済期日として、最長で 35 年のローンが組めるという商品です。この 80 歳というのは、日本人男性の平均寿命(2017年だと81.09歳)よりもたった1年短いだけ、、、。寿命を全うする直前まで住宅ローンの返済があるって、なんだか恐ろしいシステムです。

また金融機関にとっても、平均寿命の直前までお金を貸すのは大変なリスクが伴います。このような貸主である銀行と、借主である住宅購入者のリスクを解決するシステムが「団信」なのです。

 

 そもそも団信ってどんな制度?

不動産を購入する場合、住宅ローンを組むことで資金調達をする方が一般的です。住宅ローンを組む方(ローン契約者)は安定収入がある方が対象である方が多く、万が一、完済する前にローン契約者が死亡や重度障害に見舞われた場合、残された家族が支払う義務を負うか、それが難しい場合はせっかく購入した不動産を売却し、そのお金で住宅ローンを返済しなければなりません。

そのような事態を避けるための保険が団体信用生命保険です。

団信に加入していれば、ローン契約者に万が一の事があった場合でも保険会社から住宅ローンの残債分が支払われることにより、残された家族は住宅ローンの返済が免除され、引き続きそこに住むことが可能になるのです。

ローン契約者にとっても、家族にとっても、万が一の住居費を経済的にカバーしてくれる素晴らしい制度なんですね。

これは「賃貸住居」と「住宅ローンを組んで所有する住居」の一番の差であるとも言えます。

 

 金利の半分以上は団信保険料?

5,000万円の住宅ローンを組んだ場合は、5,000万円の団体信用生命保険に加入するので、それなりの生命保険に加入したことになります。

その保険料はどのように払うのか?おどろくことなかれ、フラット35などを除く都市銀行の場合は、すでに超低金利である金利の中に団信の保険料が含まれているのです。

この団信の仕組は、返済不能な状況に陥った時に、その時点の残債が免除されるという仕組みです。

借りてすぐに返済不能な状況になればガッツリ保険が適用されますが、返済満了の1年前に同様の状況になれば、保険料といっても微々たるものなのです。保険の商品で言えば年齢を重ねる毎に受取額が下がっていく「収入保障保険」と同じようなイメージです。

では、実際の住宅ローンに当てはめて計算をしてみましょう。

 

【借入金額5,000万円/借入期間35年/年利率0.5%(2019年7月の変動金利目安)

月々返済額 129,792円
総支払額 5,451万円
総支払利息 約451万円

 

そうです。今の超低金利の恩恵であれば5,000万円を35年で借りても利息は451万円なのです。

月々に割り当てると利息負担分は月々10,738円になります。

 

【生命保険(収入保障タイプ)/加入時年齢40歳/男性/期間35年/収入保障月額129,792円の場合】※大手生命保険会社の目安

月額保険料 7,280円

上記のとおり、同額の収入保障保険に加入した場合の月額は7,280円支払利息の実に67%超が事実上保険料として支払われているのです。

 

 団信加入に条件はあるの?

こんな魅力的な団信ですが、民間の都市銀行ほとんどが住宅ローン借入の要件として「団信」の加入を義務付けています。そしてほとんどの銀行は団信加入の要件を住宅ローン契約者の「告知」によって確認しています。

そうです。「健康診断書の提出」ではなく「健康状態の告知」なのです。そして告知内容は大きく分けて3つ。ざっくりいうと

・過去3ヶ月以内に医師の治療や投薬を受けたか?

・過去3年間の大きな病気で手術や2週間以上の治療を受けたか?

・手足の欠損やその他機能の障がい等はないか?

です。現状これらに思い当たるところがなければ、団体信用生命保険に加入することは可能なのです。健康診断書の提出を義務付けられている生命保険などと比べると加入の要件はぐっと下がっていると思います。

 

 団信加入も医療保険も両方必要?

さて、長々とご説明をさせていただきましたが、団体信用生命保険は実に「いいこと尽くめ」な感じがしますね。

★万が一の時に家族に借金を残さない

★保険料は金利に含まれている

★加入は義務だが、加入要件は健康状態の告知

とメリットはたくさんあります。

また昨今は3大疾病や8大疾病などの診断時点で団信適用など、よりすぐれた商品も出てきています。

強いて言えば、これだけの生命保険にいつの間にか加入しているのに気づかず、それまで加入していた生命保険を見直しせず、保険を掛けすぎている状況になっていないかのチェックを怠っていることでしょうか?

万が一の備えは大切ですが、住宅ローンの融資と同時に保険の見直しをすることで、さらなる節約や負担軽減も可能です。

 

★今回の一語一得★

団体信用生命保険は大変すぐれた制度です。ただ加入は義務なので現状加入している保険も見直す絶好のタイミング。払いすぎが生じていないかチェックをするのも忘れないようにしましょう。

この記事を書いた人

殖産のベスト吉祥寺本店 店長兼専務取締役
古川 秋治
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