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How to buy property物件購入前のあれこれ

加入が義務?! 住宅ローンを組むときの「団体信用生命保険(通称:団信)」ってどんな仕組み?

住宅ローンの貸主である銀行と、借主である住宅購入者のリスクを解決するシステムが「団体信用生命保険」、通称「団信(だんしん)」。
住宅ローンを組む上で切っても切り離せない、「団体信用生命保険」とは何かを解説します!

 住宅ローンと「団体信用生命保険」の関係


不動産を購入する場合、住宅ローンを組むのが一般的です。
そもそも住宅ローンとは、 80歳を完済期日として、最長で35年のローンが組めるという商品です。

この80歳というのは、日本人男性の平均寿命約81歳(2017年時点)よりもたった一年短いだけ…。
寿命を全うする直前まで、住宅ローンの返済があるって、なんだか恐ろしいシステムに感じますね。

また、金融機関にとっても、平均寿命の直前までお金を貸すのは大変なリスクが伴うため、貸主である銀行と、借主である住宅購入者のリスクを解決するシステムが「団体信用生命保険」なのです。

 「団体信用生命保険」「団信」ってどんな制度?


住宅ローンを組むローン契約者は安定収入があることが多いのですが、万が一、完済する前にローン契約者が死亡や重度障害に見舞われた場合、残された家族が支払う義務を負うか、それが難しい場合は購入した不動産を売却し、そのお金で住宅ローンを返済しなければなりません。

「団体信用生命保険」に加入していれば、住宅ローン契約者に万が一の事があった場合でも、保険会社から住宅ローンの残債分が支払われ、残された家族は住宅ローンの返済が免除され、引き続きそこに住むことが可能に!

ローン契約者にとっても、家族にとっても、万が一の住居費を経済的にカバーしてくれる素晴らしい制度なんです。これは、「賃貸住居」と「住宅ローンを組んで所有する住居」の一番の差であるともいえます。

「団体信用生命保険」のメリット

  • 万が一の時に家族に借金を残さない
  • 保険料は金利に含まれている
  • 加入は義務だが、加入要件は健康状態の告知

 住宅ローンの利息に、「団体信用生命保険」の保険料が含まれる

簡単にいえば、5,000万円の住宅ローンを組んだら、5,000万円の団体信用生命保険に加入するので、それなりの生命保険に加入したことになります。

その保険料はどのように払うのか?
おどろくことなかれ、フラット35などを除く都市銀行の場合は、すでに超低金利である利息の中に「団体信用生命保険」の保険料が含まれているのです。

 一般的な生命保険との比較をしてみよう

「団体信用生命保険」も、借りてすぐに返済不能な状況になればガッツリ保険が適用されますが、返済満了の一年前に同様の状況になれば、保険料といっても微々たるものなのです。
保険の商品でいえば、年齢を重ねる毎に受取額が下がっていく「収入保障保険」と同じようなイメージです。

では、一般的な収入保障タイプの生命保険との比較ができるように、実際の住宅ローンの利息負担分の計算をしてみましょう。

住宅ローン借入金額 5,000万円/借入期間 35年/年利率 0.5%

今の超低金利の恩恵であれば、5,000万円を35年で借りても利息は451万円で、利息負担分は月々10,738円です。
※年利率は、2019年7月の変動金利目安

月々返済額 129,792円
総支払額 5,451万円
総支払利息 約451万円
月額 利息負担分 10,738円

生命保険(収入保障タイプ)/加入時年齢40歳/男性/加入期間35年

同額の収入保障保険(※大手生命保険会社の目安)に加入した場合の月額は、7,280円。
ということは、住宅ローンの支払利息の実に67%超が、事実上保険料として支払われていることに!

月額保険料 7,280円

 「団体信用生命保険」の加入に条件はあるの?


民間の都市銀行のほとんどが住宅ローン借入の要件として、「団体信用生命保険」の加入を義務付けています。しかも加入の要件を「健康診断書の提出」ではなく、住宅ローン契約者の「告知」によって確認しています。

健康診断書の提出を義務付けられている生命保険などと比べると、加入の要件はぐっと下がります。確認項目に思い当たるところがなければ、「団体信用生命保険」に加入することが可能なのです。

告知内容は大きく分けて以下の3つ!

  1. 過去3カ月以内に医師の治療や投薬を受けたか?
  2. 過去3年間の大きな病気で手術や2週間以上の治療を受けたか?
  3. 手足の欠損やそのほかの機能の障がいなどはないか?

「団体信用生命保険(団信)」の関連記事はこちら

 「団体信用生命保険」に入っていても、さらに生命保険に入った方がいい?


一般的な生命保険から比べても、魅力的な「団体信用生命保険」。

万が一の備えは大切ですが、これだけの保険内容が充実してる「団体信用生命保険」に加入しているのに気づかず、加入済みの生命保険の見直しをしないと、保険を掛けすぎている状況になってしまうことも…。

住宅ローンの融資と同時に保険の見直しをすることで、さらなる節約や負担軽減も可能かもしれません。

 団体信用生命保険とは?を動画でチェック!

 団体信用生命保険加入は保険の見直しのチャンス!

団体信用生命保険は、とても優れた制度です。加入は義務なので、現状加入している保険も見直す絶好のタイミング。払い過ぎがないかチェックをするのも忘れないようにしましょう。

この記事を書いた不動産のプロ

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古川 秋治
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