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ツーバイフォー工法で建てる家とは?メリットなど知っておきたい基礎知識とQ&A

ツーバイフォー工法とは?
注文住宅を検討するとき、「在来工法」と並んでよく耳にする「ツーバイフォー工法」。
この記事では、このツーバイフォー工法の基本的な構造から、在来工法との違い、よくある誤解までをわかりやすく解説。耐震性や自由度、リフォームについてなど気になる疑問を解消し、あなたの家づくりの選択に役立つ情報になりますように!

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 ツーバイフォー工法とは?

北米発祥のツーバイフォー工法は、その名の通り2インチ×4インチの規格化された木材を骨組みとして、建物を構築する建築技術です。
高い気密性と断熱性を誇り、アメリカでは木造住宅の主流な建築方法になっています。

ツーバイフォー工法の構造

ツーバイフォー工法
別名「枠組壁工法」ともいわれるツーバイフォー工法は、木材を“面”として捉え、家全体をまるで「箱」のように組み上げるのが特徴です。

まず基礎の上に床材を設置し、工場で精密に加工された壁、床、屋根のパネルを順に組み立てていきます。
一階の壁を立ち上げた後、二階の床、そして壁というように、水平・垂直の部材を段階的に組み上げることで、建物全体が頑丈な箱が形作られるように一体になります。

 在来工法と何が違うの?

在来工法
在来工法は、柱や梁(はり)、筋交いなどで構成される「軸組工法」ともいわれています。
それに対してツーバイフォー工法は、壁・床・天井の6面体で建物を構成し「枠組壁工法」とも言われ、面全体で力を受け止める構造です。

在来工法についての記事はこちら

card:在来工法とは?メリットやデメリットなどの特徴、ツーバイフォー工法との違い、選び方のポイント

 ツーバイフォー工法のメリットは?

メリット1|耐火性に優れている

ツーバイフォー工法のファイヤーストップ構造

ツーバイフォー工法は、火の延焼を防ぐファイヤーストップ構造になっています。具体的には、火の通り道となる壁の中にファイヤーストップ材があり、空気の流れを遮断し、上階への燃え広がりを防止します。

メリット2|施工精度にバラツキが出にくい

あらかじめ工場で作成した壁パネルを現場で組み立てるため、現場での柱や梁の加工が不要です。これにより、職人さんの技術によるバラつきが少なく、再現性の高い工法といえます。
また、早い段階で床を貼るため、合理的で現場の安全性も向上します。

 ツーバイフォー工法は耐震性が高い?

柱や梁で構成される在来工法よりも、面全体で力をささえるツーバイフォー工法の方が耐震性に優れている、という記事を見かけることがあります。

しかし、建築基準法の改正により、バランスの良い耐力壁の配置や二階建てでも構造計算が義務化されたことにより、ツーバイフォー工法と在来工法で耐震性に大きな差はないともいわれています。

 ツーバイフォー工法は自由度が低い?

吹き抜けや中庭などの大開口が可能で自由度が高いのは在来工法のみ、といわれることもありますが、ツーバイフォー工法でも吹抜けや中庭はつくれます。

ただし、ツーバイフォー工法ではオーバーハング(はね出し)の出幅や凹凸の制限、窓の配置の制限など、在来工法のルールとは異なる部分があり、これらの細かい制限が、自由度が低いというイメージにつながったのかもしれません。

 ツーバイフォー工法は、在来工法より工期が短い?

工場で加工された壁を現場で組み立てていくツーバイフォー工法は、工期が短く施工品質が高いといわれていますが、在来工法も工場で加工された柱や梁を組み立てるため、両工法に工期や施工品質の大きな差はないでしょう。

実際に各工法を扱うハウスメーカーに工期を確認したところ、ほとんど違いはありませんでした。

 ツーバイフォー工法はリフォームしづらい?

ツーバイフォー工法はリフォームが難しい、というイメージもあるようですが、実際にはリフォーム可能です。
この誤解は、在来工法を扱う建築会社が多く、「ツーバイフォー工法のリフォーム経験が少ない」=「リフォームしづらい」という印象のために生じている可能性がありそうです。

 良い施工業者の選び方やチェックポイントってある?

家づくりで後悔しないために、信頼できる施工業者を選ぶときのポイントを押さえておきましょう。

ポイント1|アフターメンテナンス時期と保証内容を確認する

主要構造部や雨水の侵入を防止する部分の義務付けられている保証範囲はもちろんのこと、アフターメンテナンスの時期やサポート内容も確認しておきましょう。

ポイント2|過去の施工実績もチェック

完成見学会で家を見に行くカップル

モデルハウスだけでなくホームページの過去の施工実績なども見て、気になるものは広さや法令制限、費用感など詳細まで確認しましょう。

また、仕上がりの品質などは写真ではわかりづらい部分もあります。タイミングによっては実際に内覧できる現場があるかもしれないので、積極的に実物を見に行くようにしてくださいね。

 ツーバイフォー工法も在来工法も、どちらも安心できる日本でメジャーな建築方法

ツーバイフォー工法と在来工法との違いは構造にあり、耐震性や自由度、工期、リフォームのしやすさについては、現在では大きな差がないといわれています。
だからこそ、施工業者のアフターメンテナンスや保証内容、過去の実績をしっかり確認して、後悔しない家づくりをしてくださいね!

 「ツーバイフォー工法」について解説した不動産のプロ

平野健児
殖産ベスト株式会社
平野 健児(ひらの けんじ)
リフォーム事業、不動産仲介業、不動産買取再販業、Salesforce導入支援など、さまざまな分野でたくさんの経験を積んできました。その経験を生かし、不動産の購入・売却において注意すべきポイントもお伝えしながら、ベストな提案と笑顔で信頼できるパートナーになれるように尽力していきます!
【保有資格】
宅地建物取引士、2級建築士
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