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How to buy property物件購入前のあれこれ

スケルトン階段で後悔しない!デザインと安全性を両立する完全ガイド

玄関ホールやリビングをパッと明るく、開放的にしてくれる「スケルトン階段」。
単なる上下階をつなぐ動線ではなく、住まい全体の印象や価値を大きく左右する“空間の主役”として、近年多くの住宅で取り入れられています。

本記事では、不動産と建築のプロの視点から、スケルトン階段のメリットやデメリットを生かし、暮らし始めてから後悔しないためのポイント、賢いコストの抑え方までわかりやすく解説!

 記事を読むとわかるポイント

 スケルトン階段とは?

スケルトン階段
スケルトン階段とは、足を乗せる「踏板(ふみいた)」と骨組みだけで作られた階段のこと。
一般的な階段にある「蹴込み板(踏板の間の垂直な板)」がないため、向こう側が透けて見え、空間に抜け感と軽やかさがあるのが大きな特徴です。

「ストリップ階段」や「オープン階段」とも呼ばれますが、共通しているのは“視線を遮らない”ということ。そのデザイン性の高さから、最近ではリビング階段の主役として、注文住宅やリノベーションで特に人気が高まっています。

 不動産のプロが教える!おしゃれなスケルトン階段の実例紹介

実例1|光を遮らず、広がりを生む。スケルトン階段で叶える開放的な玄関

スケルトン階段のある開放的な玄関
居室の広さを優先すると、どうしても手狭になりがちなのが玄関ホール。

通常の階段は壁で囲まれるため閉塞感が出やすいですが、スケルトン階段なら視線が抜け、窓からの光を遮らないので、明るく広がりのある玄関へと変えてくれます。実面積以上の広さを演出できる、プロおすすめのテクニックです。

実例2|吹き抜け×スケルトン階段で、暗い廊下を明るく心地よく

吹き抜けとスケルトン階段のある家
吹き抜けとスケルトン階段を組み合わせれば、光が上下階を自在に通り抜け、暗くなりがちな廊下まで自然光で満たしてくれます。

天井や壁に仕切られた従来の構造とは異なり、視線が遠くまで抜けるため圧迫感もありません。ただの移動経路だった動線が、開放感あふれる心地よい空間へと生まれ変わるのが最大の魅力です。

 スケルトン階段が選ばれる理由!5つの大きなメリット

スケルトン階段の5つのメリット

  1. 圧倒的なデザイン性
  2. 開放感と採光性の向上
  3. 空間の有効活用
  4. 家全体の通風の確保
  5. 素材選びによる高い自由度

メリット1|圧倒的なデザイン性

最大の魅力は、やはりその高いデザイン性。直線的でシャープな印象から素材を活かした温かみのある表情まで、デザイン次第で空間の雰囲気はガラリと変化します。

階段そのものがインテリアの一部となり、「魅せる階段」として来客の印象に強く残るのもポイント。間接照明などと組み合わせれば、昼と夜で異なる表情を楽しめます。

メリット2|開放感と採光性の向上

壁に囲まれる通常の階段はどうしても閉塞感が出がちですが、スケルトン階段なら視線が奥まで抜け、床面積以上の広さを感じられます。

最大の利点は、窓からの光を遮らずに家全体を明るくできること。箱型階段では暗くなりがちな階段下や周辺にも自然光が届き、開放感あふれる空間仕上がります。

メリット3|空間の有効活用

階段下を“使える空間”として残せる点も、見逃せないメリットです。収納はもちろん、ワークスペースやディスプレイスペースとして活用すれば、限られた床面積を無駄にしません。

特に都市部の住宅や狭小地では、この「抜け」が間取りの自由度を大きく広げてくれます。

メリット4|通風の確保

壁や板で塞がれていないため、上下階で空気がスムーズに流れます。リビング階段として取り入れれば、家全体の風の通り道となり、自然換気を助ける役割も。

メリット5|素材選びによる高い自由度

踏板に無垢材、骨組みにスチール、手すりにガラスなど、素材の組み合わせは自由自在♪ナチュラルからモダン、インダストリアルまで、インテリアに合わせた幅広い設計が可能です。

既製品だけでなく「造作(オーダーメイド)」も多く、自分たちだけのオリジナリティを出しやすいのも支持される理由です。

 費用相場は約80〜200万円。素材の特徴を知って、賢くコストダウン!

スケルトン階段のアルミ、木材、アイアン素材の特徴

一般的なスケルトン階段の費用相場は、約80〜200万円。一方、一般的な階段は約30〜60万円が目安です。

差額だけを見ると高価に感じますが、空間価値を高め、将来的な資産性や印象を維持するための「投資」と捉えることもできますメーカー既製品か、職人さんによる造作(オーダーメイド)かによって価格は大きく変わります。

メリット デメリット
アルミ 比較的コストを抑えやすい/錆びにくい 高級感はやや控えめ/デザインに制約が出やすい
木材 温かみがあり住宅に馴染む/踏み心地が良い/ナチュラル〜高級感まで幅広く対応 樹種により価格が激変/傷や反りが出ることがある
アイアン(鉄骨) シャープでモダン/デザインの自由度が高い/細い部材でも強度が出る コストが高い/冬場は冷たく感じる/数年ごとの塗装メンテナンスが必要なことも

賢くコストダウンするポイント!

コストダウンの鍵は、素材の整理です。例えば、踏板を木材+骨組を既製のスチールにすれば、見た目の良さと予算の両立が可能。

フルオーダーを避け、既製品+部分調整をベースに検討するのが有効です。ガラスや間接照明などのこだわりは予算に余裕がある場合のみに絞り、賢くメリハリをつけましょう。

 後悔しないために!「スケルトン階段にして良かった」と思える4つの対策

  1. 【安全】転落防止ネットやパネルで「怖さ」を解消
  2. 【温度】シーリングファンで「快適温度」をキープ
  3. 【視線】配置やパネルの工夫で「プライバシー」を確保
  4. 【予算】デザインの優先順位を決めて「コスト」を調整

対策1|子どもが落ちそうで怖い!→転落防止ネットやパネルで「怖さ」を解消

安全ネットが付いたスケルトン階段

スケルトン階段は隙間があるため、小さな子どもや高齢の家族がいると、どうしても転落の不安がつきものです。また、踏板の奥行きが浅すぎると足を踏み外すリスクもあり、安全面での設計が欠かせません。

対策
「転落防止ネット」や「アクリルパネル」を設置すれば、開放感はそのままで安全性は大きく向上します。
手すりの設置はもちろん、踏板の奥行きを22〜24cm以上確保することで、将来も家族みんなが安心して昇り降りできる階段になります。

対策2|冬は寒くて、夏は暑い?→ファンで「快適温度」をキープ

シーリングファンで部屋の温度を循環させる

上下階がつながる構造上、どうしても暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へと逃げやすくなってしまいます。

対策
住まい自体の断熱・気密性能を高めることを前提に、「シーリングファン」や「床暖房」を併用するのが効果的!
必要に応じてロールスクリーンなどで一時的に空間を仕切れるようにしておくと、冷暖房効率をさらに高められます。

対策3|視線が気になって落ち着かない…→配置とパネルの工夫で「プライバシー」を確保

開放的であるがゆえに、上下階で視線が交差したり、来客時にプライベートな空間が見えたりして落ち着かないと感じることもあります。

対策
視線が抜けすぎない位置に配置を工夫したり、部分的に目隠しパネルを設けたりすることで解決できます。「抜け感」を残しつつ、半透明のパネルなどでバランスよく視線を遮るのも手。

対策4|予算オーバーが心配→デザインの優先順位を決めて「コスト」を調整

構造計算や意匠性の高い部材が必要になるスケルトン階段は、一般的な箱型階段と比べるとどうしてもコストが高くなりがちです。

対策
構造がシンプルな「直階段」を選んだり、素材の一部を簡素化したりして、優先順位を明確にしてコスト調整をしましょう。
「どこに一番こだわりたいか、お金をかけたいか」を絞り込んで決めていく
ことが、後悔しない家づくりのポイントです。

 見た目だけで決めず、暮らしやすさを優先しよう

スケルトン階段は、住まいの印象と価値を大きく高めてくれる魅力的な選択肢です。
大切なのは「見た目」の美しさだけでなく、その先の「暮らし心地」を見据えること。安全性や温度管理への対策をセットで検討すれば、デメリットは魅力的な個性へと変わります。

住まいの主役にもなるスケルトン階段を、ぜひあなたらしい感性で選んでみてくださいね!

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 「スケルトン階段」について解説した不動産のプロ

平野健児
殖産ベスト株式会社
平野 健児(ひらの けんじ)
リフォーム事業、不動産仲介業、不動産買取再販業、Salesforce導入支援など、さまざまな分野でたくさんの経験を積んできました。その経験を生かし、不動産の購入・売却において注意すべきポイントもお伝えしながら、ベストな提案と笑顔で信頼できるパートナーになれるように尽力していきます!
【保有資格】
宅地建物取引士、2級建築士
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