【後編】賃貸と持ち家けっきょくどっちが良いの?〜東京で結婚して子供が生まれたらどうすべき?〜#暮らしさがし1
前回は・・・
賃貸に住むべきか、持ち家を購入するべきか・・・ご結婚されたり、お子さまが産まれたりしたタイミングで気になる方も多いと思います。
前回の記事では、それぞれのメリットとデメリットについて整理しました。動画でもお話していますので、前回の内容を動画でご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
今回のテーマ
今回は、賃貸と持ち家の特徴を踏まえた上で、「賃貸がオススメな方」「持ち家がオススメな方」を考えていきます。
※記事の最後に動画による解説も掲載しております。今すぐ動画をご覧になりたい方は、こちらからご覧いただけます。
賃貸がオススメなのはこんな方!
実際はいろんなケースがありますが、イメージしやすいように具体的な例を挙げてみます。
・20代後半から30代前半くらいの共働きのご夫婦
・今後しばらくはお子さまについてのご予定がない
・趣味が多彩
・自分たちの時間を大事にしたい
・今は仕事がすごく楽しいし頑張りたい
というような、いわゆるパワーカップルと呼ばれるようなご家族は、賃貸がおすすめです。
なぜ、賃貸がオススメなのか?
持ち家には素晴らしい点もたくさんありますが、生活が固まっていないうちは、ご購入を焦る必要はありません。
将来、転勤や転職の可能性もありますし、この街で暮らす必要がなくなるかもしれないですし、思っていなかったタイミングでお子さまを授かることもあるかもしれません。まだ不確定要素が多いのですね。
逆に、お子さまが産まれて、そこに生活の基盤や人脈ができてくると、学区やママ友や習いごと・・・いろんなことを考えると、その地域に留まる理由が増えてきます。
こういった点を踏まえると、ご家族のライフスタイル、将来設計が見えてくるまでは賃貸の方が身軽でいいと思います。
持ち家がオススメなのは、こんな方!
まず大前提として、前回説明した「持ち家のメリット」の中で一つでも「持ち家いいなぁ」と感じた項目があった方は、持ち家をご検討されることをおすすめします。
もう少し具体的なイメージをお伝えしますと、
・中央線や井の頭線沿線や、城西エリア(吉祥寺・杉並・中野・三鷹・世田谷)に住んでいらっしゃる方
・お子さまが小学校、保育園、幼稚園に通っていらっしゃる、もしくはご予定がある方
・「しばらくはこの地域に住んでいこうかな」「この地域、住みやすいし結構気に入ってる」と思っていらっしゃる方
こういった条件に当てはまるご家族は、持ち家がオススメです!
なぜ、持ち家がオススメなのか?
まず、大きな理由に「家賃がもったいない」ことがあります。
この先も、同じ地域で生活していくご予定があり、生活の基盤が既にできているのでしたら、購入された方がお得です。生活の基盤がそこにあるということは、言い換えると、賃貸のメリットとして挙げた「手軽に引っ越せる」「気楽である」というメリットがそもそも必要ない、ということになります。
また、仕事柄、ご自宅をご購入されたお客様やご家族の様子を拝見しますと、みなさま本当にお幸せそうにされています。
金額の大きな買い物ですが、これからお子さまが育っていくステージを用意する、自分たちの居場所を作る、というのは、素晴らしいことだと思います。
実はこんな方も「持ち家」がオススメなんです
「貯金が苦手」「あるだけ使っちゃう!」というご家庭も、持ち家がオススメです!
前回の記事と同様の設定、月々15万円を住宅費として払っている場合で解説してみます。
住宅費の他にも、生活していく上でかかる費用として、食費、光熱費、教育費、保険、お小遣い、たまには家族で外食もしたいですし旅行にも行きたいですよね。
その結果、「・・・あれ?全然残ってない?!まぁでも生活はできてるし。」という状況、身に覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それと同時に、「貯金とか資産運用とか老後のためにNISAやideco・・・頭ではわかっているんだけれど、専門知識もないし、調べるのも大変そうだし、日々の生活で忙しいし・・・」と感じておられる方も多いことと思います。
そんな方に向いているのが、「持ち家」です。
仮に、賃貸に住んでいて、月々15万円を家賃として払うと、1年間で約180万円になります。これはただの「出費」です。
一方、ご自宅をご購入して、月々15万円を返済する住宅ローンを組んだ場合、自分の資産に対する支払いが1年間で約140万円(ここの部分は自分の資産として蓄積されていきます)、利息の分が約40万円です。
もちろん、減価償却や売却価格の問題はありますが、ご自身で貯金をしていくことが苦手なご家庭においても「払ったお金が資産として残って行く」というイメージは掴んでいただけたでしょうか?
まとめ
2回に渡ってお届けした「賃貸と持ち家、けっきょくどっちがいいの?」。
ご家庭の状況によってどちらが良いのかが変わりますので、ぜひご参考にしてみてください。
「我が家の場合はどうなんだろう?」と気になる方は、個別でのご相談も承っております。「お問い合わせフォーム」よりお気軽にお問い合わせくださいませ。弊社スタッフより個別にご連絡差し上げます。
動画
こちらから動画による解説をご覧いただけます。