
【閉店】シェフのこだわりが凝縮!リーズナブルに牛肉を楽しむなら「三鷹 和牛倶楽部」
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三鷹で有名な焼鳥店「焼鳥 山もと」の姉妹店、「和牛倶楽部」が今年2018年の5月8日にオープン。肉の楽しみ方を熟知したシェフがふるまう、コスパ抜群の和牛のコースと、豊富なお酒が魅力的。静かで薄暗い店内は、まさに“大人の隠れ家”でした。
※2023年9月追記 こちらのお店は閉店されたそうです。
「焼鳥 山もと」のすぐ隣りにある妖しい黒い扉……
5月8日にオープンした「三鷹 和牛倶楽部」は、三鷹駅北口から徒歩4分。シティハイツ武蔵野の地下1階にあります。
地下を覗くと「焼鳥山もと」の隣りに「和牛倶楽部」の文字が。階段を下りて突き当たりすぐ左側に「三鷹 和牛倶楽部」があります。
「三鷹 和牛倶楽部」は「焼鳥山もと」の姉妹店。壁の文字と同じく、すぐ隣りに並んでいます。
ドアにもうっすら「和牛倶楽部」の文字が。まるで会員制クラブの秘密の扉のようです!
扉を開けると、薄暗いバーカウンターが。ぐるりと囲んでも定員15名と、こぢんまりとしています。
うっすらとした黄色い明かりが大人の雰囲気を感じさせ、とても落ち着いた印象です。
しかもこのカウンターの表面はレザー。しっとり艶やかな手触りで、お皿やグラスをおいてもカチンとぶつかる音が鳴りません。こんなこだわりも落ち着いた雰囲気を漂わせているポイント。
「コース料理がメインということもあり、大人のご夫婦やカップルによくいらしていただいています。お二人でしっとりワインを開けて……という感じでお過ごしいただく方が多いです」と話すのはシェフの櫻井将司さん。
誕生日や記念日に利用される方もいて、サプライズでバースデープレートや肉ケーキを出すことが可能。価格によっては貸し切りもできるので、オフ会やちょっとしたパーティーでも使えそうです。
できるだけ安くおいしいものをベストな状態で提供したい
シェフの櫻井さんは料理だけでなく、素材の仕入れなども自身で行っている“肉のエキスパート”。
「お客さまにおいしいものをできるだけ安く堪能していただきたいと思っています。ですので、その日に出た一番いい牛肉をできるだけ安値で仕入れ、リーズナブルな価格で提供しています」(櫻井さん)
「三鷹 和牛倶楽部」は基本的に完全予約制で、コース料理のみ。しかし仕入れで一番ベストな部位を仕入れるため、出る牛肉はその日によって異なることも。ですがそんなときも櫻井さんは、その部位と状態を見て一番適した食べ方を考え、提供しています。
「肉の部位だけでなく、厚みや温度などの状態によって適した火の入れ方も異なります。細部までこだわって、お客さまにはベストなものをいただいてほしいと思っています」と熱く語る櫻井さん。コース料理の一品一品に、櫻井さんのこだわりが詰まっています。
スタンダードなコースは「和牛倶楽部コース」(5184円)。和牛を使った料理が9品(うち1品は口直し)もそろってこの価格とは、かなりコスパがいいですよね。
牛肉だけでだいたい300gほどになり、かなりのボリュームがリーズナブルに楽しめます。
では、コースの一部の料理をご紹介します。
前菜の「和牛サーロインの炙り タリアータ風 ソースジェノベーゼ」。
軽く炙った薄切りのサーロインに、チーズとジェノベーゼソース、バルサミコ酢を振って、トマトとバジルを添えた一品。
肉を口に入れた瞬間、牛肉自体の甘みがトロンと溶けだし、口中に旨みが広がります。そしてほとんど噛まずにあっという間にとろけてしまうほどの柔らかさは感動の一言!
バジルとトマトも一緒に食べると爽やかさがプラスされ、まったりとした肉の旨みにいいアクセントになっています。
続いて3品目に登場する希少部位のメニューの一つ「和牛しんしんのたたき 自家製水ナスの浅漬けを添えて」。赤身と脂のバランスがよい希少部位「しんしん」に、低温でじっくり火を入れて絶妙な火の通り具合いに仕上げた一品です。
噛めば噛むほど旨みが溢れてきて、牛肉の味をこれでもか!と堪能できます。赤身なので比較的さっぱりしていますが、適度な脂があるので口触りがよく、塩やワサビをつけることでより爽やかに食べることができます。
「この塩はマルドンというイギリスの塩です。いろいろと肉に合う塩を探したのですが、マルドンは肉の旨みを引き立てるまろやかな塩味がちょうどいい。結晶が荒くガリガリとした食感も楽しめます」と櫻井さんが言うように、たしかに、塩をつけることで、より肉の甘みが感じられます。
手作りの水ナスの浅漬けもさっぱりしていて、合間に食べる箸休めに最適。添え物は季節によって替わるとのこと、旬も味わえます。
和風の曲げわっぱが印象的な「牛ヒレ肉のカツサンド」。
サッと揚げた牛ヒレ肉のカツに、マスタードでシンプルに仕上げたサンド(写真右)とキャベツのマリネをサンドしたもの(写真左)の2種類。コースの後半に登場しますが、これだけでもまずまずのボリュームです。
噛むとトーストされたパンとカツの衣がサクッと軽快。肉は簡単に歯で噛みきれるほど柔らかです。程よくレアな牛肉の旨みにピリッとマスタードがきいて、味を引き締めています。
キャベツのマリネは酸味がきいていて、コース後半でもさっぱりと食べられそうです。
どれも牛肉のおいしさを存分に味わえるメニューばかりでした。
他にもコースはお手軽なプチコース(6品・4104円)やシェフのお任せコース(6品・7344円)など、用途やお腹の具合に合わせて選べます。
シェフのお任せコースでは、牛肉だけでなく鴨や羊、時期によっては牡蠣などの海鮮も提供。好き嫌いやアレルギーがある場合は、予約時に伝えておくと安心です。
厳選された牛肉に合うお酒たち
「三鷹 和牛倶楽部」はお酒の種類も充実。
ワインはシェフが厳選したナチュラルワインで、グラスワインは480円から、ボトルだとすべて3800円とこれまたリーズナブル。食べている肉に合うワインを尋ねて、飲み比べてみるのも楽しそうです。
「牛肉に合うお酒をテーマに揃えています。一般的にワインを想像しますが、日本酒も合うんですよ。燗で飲むのをおすすめしています」と櫻井さん。
牛肉に燗の日本酒というのはイメージにないですが、「三鷹 和牛倶楽部」の日本酒は、隣りにある姉妹店「焼鳥 山もと」で自家熟成させた純米酒。1000種類以上の中から選りすぐった牛肉に合う純米酒となると、これは期待せずにはいられないですよね。
もちろん、ビール党のためにも数種類のビールを揃えています。
カウンターの中央にあるサーバーには、常に3種類のクラフトビールが用意されているそう(銘柄は都度変わります)。
また重厚な太いハンドルは、エールビール用のくみ上げ式サーバー。エールビールとは炭酸ガスを使わないビールのことで、刺激が少なく優しい味わい。いつものお酒に飽きていたら、こんな個性的なお酒も試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
どの料理も牛肉をベストな状態で食べられるよう十二分に計算されていて、細部にシェフの並々ならぬこだわりを感じました。秘密結社のアジトのような雰囲気もワクワクさせられて、まさに“大人の隠れ家”にふさわしいお店。落ち着いた雰囲気でおいしい牛肉をお腹いっぱい食べたいときは、ぜひ「三鷹 和牛倶楽部」で牛肉のフルコースを堪能してみてください。

三鷹 和牛倶楽部
- 電話
- 0422-69-2913
- 営業時間
- 19:00~24:00(コース最終開始時刻は21:00)
- 定休日
- 日曜日
- URL
- https://ameblo.jp/mitakanowagyu/
- 住所
- 東京都武蔵野市中町1-19-8 シティハイツ武蔵野市B1階 Google Mapで見る/dd>