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高円寺の革製品工房「vasco」が東中野に移転!直売のブランドショップもオープン

    • 中野区 オープン
  • 高品質な革小物を製造する「vasco」が、高円寺から東中野に工房を移転。しかも直営のショップをオープンしたということで、さっそく見に行ってきました。

 東中野駅から徒歩2分

東中野駅は改札が2つ。中野寄りの西口は、駅ビルのアトレヴィや大江戸線の乗り換え口があり、山手通りに面したにぎやかな雰囲気です。一方、新宿寄りにある東口は、古くからある商店街や、閑静な住宅街が広がっています。

今回訪れた革製品店「vasco」は、東中野駅の東口。

東中野駅降り口

改札を出て右の階段を下りて交番の先へと進み、さらに階段を下りて右に行くと、すぐにお店が見えてきます。

東中野駅降りてすぐの階段 「vasco」店頭

 

モノトーンでシンプルな店構え。しかし、中に入ると細部へのこだわりが凝縮した、オシャレなお店なのです!

 コンセプトは「旅の道具」

もともとは高円寺に工房があったのですが、2017年10月から東中野に移転。以前はオンラインショップと卸先のみの販売だったところを、今回の移転で直営の店舗を併設し、ものづくりの臨場感とともに、製品の質感を目の前で触れることができるようになりました。

1階が店舗で、2階に工房があります。

「vasco」1階店内

ブランド名の「vasco」とは、ポルトガルの航海者“ヴァスコ・ダ・ガマ”からつけられており、コンセプトは「旅の道具」。長い航海に出てもずっと使い続けられるような、「高品質でシンプルなアイテム」をテーマにデザイン、製造されています。

「vasco」店内のかばんたち

航海や旅をイメージしたインテリアや飾りなど、細部に強いこだわりを感じます。

代表の並木健さんによると「店舗のレイアウトはほとんどが手づくり。自分たちで壁を塗ったり、天井に模様をつけたり、頑張りました」とのこと。お店までハンドメイドなのですね!

ちなみに、ところどころに置いてある小物は、お店を開いたら使おうと並木さんが世界中から集めた自慢の逸品なのだとか。

 デザインと素材への強いこだわり

「vasco」河野カバンが置かれた棚

オーソドックスなタイプのバッグが「vasco」のスタンダード。

左上からレザーネルソンブリーフケース(税込み 45,360 円)、レザーネルソントートバッグ (税込み 45,360 円)、レザーネルソントートバッグ(税込み 45,360 円)、レザーオールドボストンバッグ(税込み 62,640 円)、レザーネルソンサドルバッグ(税込み 51.840 円)。革の色や形など、工房で手づくりなだけに細かい注文も可能です。

※上記は別売ショルダーなしの価格

「vasco」壁掛けのカバン

「革はもちろん、帆布や金具まですべてに渡り、適した素材を厳選しています。質感にもこだわり、例えばヴィンテージ風のものはあえてくすんだ印象を出す加工をしたり、ミリタリーの雰囲気を出すために帆布にオイルをしみ込ませたりしますよ」と並木さん。それぞれの革や布に、深い味を楽しむことができるのです。

「vasco」皮を使ったサンダル

アイテムはバッグのほかに、ポーチ(税込み3240円)やランドセル(税込み108000円)まで幅広く展開。

夏に向けて「レザートラベルサンダル」(左と中央が税込み24840円、右が税込み27000円)も予約開始とのこと。しっかりした造りで、重厚感があります。

 レザークリームなのにコスメ!?

「vasco」レザークリームコスメ

そんな中、私が気になったのはこちらの「アロマレザークリーム」(税込み各3240円)。

革にツヤを与え、劣化から守るクリームなのですが、アロマオイルを配合しています。

驚きなのは、アロマオイルブランドと共同開発した完全オーガニック仕様なので、肌や唇、髪につけられるのだそう!コスメとして使いながら、ついでに革小物のケアもしておこう、というように、面倒に思いがちな革製品のケアを気軽にできるのが女性にも人気の秘密なのだとか。

ローズマリー、ラベンダーなど香りは5種類。ちょっとしたプレゼントにもいいですよね。

 クラフトマンが作業する工房は、アンティーク感が満載

1階の店舗へは、線路沿いの階段を下ってきましたが、実は「vasco」は坂道に面して建っています。

「vasco」店内から見た道

そのため、2階の工房も道沿い。駅の階段を下りたら、そのまま次の階段を下りずに右に進んでいくと、左手に工房が見える窓が見えてきます(内側から見るとこんな感じです)。

「vasco」2階皮工房

工房に入ったとたん、革製品独特の匂いに包まれます。モノづくりの現場の空気をもろに感じ、ピリッとした雰囲気。

ずらりと並ぶ作業台にそれぞれクラフトマンが付き、手を動かしています。

「vasco」2階の工房で作業をする様子

「vasco」2F作業場で作業する様子2

「高い技術力はもちろんですが、デザインに若い気風を取り入れられるため、クラフトマンの平均年齢は30代くらいですね」と並木さん。デザインのディレクションは主に並木さんが行いますが、細かい部分の調整や製作は一貫してクラフトマンが進めているのだそう。

「vasco」のミシン

窓際で作業する「vasco」の方

重厚感のあるアンティークな印象の機械の数々が、伝統的なハンドメイドの質の高さと温かさをより強く感じさせます。

 まとめ

アイテムにもお店にも、そこかしこに強い一貫したこだわりが感じられ、すべてに愛のこもった空間でした。「革製品ってわからない…」という方でも、代表の並木さんが丁寧に教えてくれます。大人が持つべき本物の逸品を見つけたいなら、ぜひいらしてみてはいかがでしょうか。オシャレにこだわる男性へのプレゼント探しにも最適ですよ!

「東中野 vasco」

東中野 vasco

電話
03-6454-0977
営業時間
11:00〜20:00
定休日
水曜日
URL
http://vasco-tokyo.com/
住所
東京都中野区東中野1-50-4 Herber Bld. Google Mapで見る