
【閉店】駅直結で入りやすい!王道の洋食なのに“新しさ”が楽しめる「Sign吉祥寺」
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4月12日にアトレ吉祥寺内にオープンしたカジュアルダイニング「Sign吉祥寺」。モーニングからディナーまで、王道の洋食にアレンジを加えたメニューが味わえます。夏はテイクアウトのジェラートも必食です!
※2024年5月追記
こちらのお店は、2024年5月19日をもって閉店されたようです。
王道の安心感にある新しさ!吉祥寺らしさが光るレストラン
「Sign吉祥寺」は吉祥寺駅直結の駅ビル、アトレ吉祥寺本館1階に2018年4月12日にオープン。
アトレ口改札近くのエスカレーターを下りるとすぐ右側にあります。
レトロなアメリカンダイニングのような、カラフルなのにクラシックで落ち着いた雰囲気。40~50代のお客さんも多く訪れる、大人も入りやすいカジュアルなダイニングです。
お店の前には遊び心あふれる装飾が。
テレビに書かれている「PLATE LUCKIN’GOOD」とは、まさに「Sign吉祥寺」のコンセプトで「ぺろりと平らげるほどおいしい」という意味なのだそう。
店内は奥行きがあって広々。通路も広めで段差もないので、ベビーカーや車いすでも入りやすくなっています。少し薄暗い照明も落ち着いた雰囲気で、居心地の良さを感じます。
「“Sign吉祥寺”で提供しているのは、ハンバーグやオムライスなど、どこか懐かしく感じるカフェメニュー。そんななじみ深い料理をアレンジし、“NEW CLASSIC”というイメージの洋食に仕上げています」と話すのは、店長の真柄(まがら)大介さん。
古くからある王道の安心感もありながら新しさも感じられるとは、まさに吉祥寺のタウンイメージそのもの。オープン初日からたくさんの人が訪れ、地元の人々の憩いの場として愛されています。
中身が緑色!?ひと工夫加えた変わり種のオムライス
さっそく「Sign吉祥寺」の人気メニュー「Sign 特製オムライス」(ランチ980円・ディナー1100円)をいただくことに。
「誰もが知っている洋食の定番・オムライスですが、中のご飯はケチャップのチキンライスではなく、バジルライスで仕上げています。爽やかな香りと風味が好評です」(真柄さん)
たしかに中を開いてみると、ご飯が緑色! トロトロの卵とデミグラスソースの、濃厚な味わいの中に香るバジルが爽やかで、軽やかに食べられます。ケチャップライスだと甘めに仕上がりがちなオムライスですが、ハーブの香りがするだけでこんなにも上品なテイストになるとは、驚きです!
たしかに、この味は他では経験したことのない新しさを感じます。このひと工夫が、まさに“NEW CLASSIC”なのですね。
さらにランチタイムの定番メニュー、「チキンと小芋のごろごろ野菜カレー」(ランチ900円・ディナー1000円)は、大きめにカットされた旬の野菜がたくさん入っているのが嬉しい一品。適度な辛さの中にお肉の旨みも感じられ、食べごたえ抜群です。
ディナーメニューに登場する「スパイシーナポリタン」(1100円)も、甘めに作られやすいナポリタンにピリッとスパイスを利かせた大人な一皿。
いつもの味に飽きたときに、ちょっとエッジのきいた味わいが楽しめるのが、「Sign吉祥寺」の魅力なのです。
ジェラートやシェイクなどテイクアウトの絶品スイーツは必食!
さらに「Sign吉祥寺」で見逃せないのが、スイーツメニュー。店舗の入り口にあるショーケースには、ケーキやクッキーを始め、テイクアウト専門のジェラートが並んでいます。
左側のショーケースに並ぶのは、クッキーやケーキなどの焼き菓子。
「レーズンアップルクランブル(400円)やチェリーパイ(380円)など、鮮やかな色のアメリカンなケーキは、やはり人気が高いです」(真柄さん)
右のショーケースには艶やかなジェラートが。
「当店のジェラートは、熊本のジャージー牛乳を使用した“パストラル”のものを置いています。濃厚でひとつひとつ味がしっかりしていて、地元でとても人気のジェラートです」と真柄さん。
食べ方は、カップ(1種類430円・2種類480円)か、お好みのクッキーにはさむクッキーサンド(500円)が選べます。
こちらはラムレーズン(写真左側)とダークチョコレート(写真右側)をチョイスしたカップのジェラート。カップには合掌クッキーという手を合わせた形の一口クッキーが付いてきます。
真柄さんに伺ったところ「合掌クッキーには“いただきます”の意味が込められています。クッキーは全3色あり、好みに合わせて選ぶことができます」とのこと。クッキーは、しっとりとして小麦粉の素朴な味わいが感じられます。
ラムレーズンのジェラートは、濃厚でまったりとしたアイスにしっかりラムの風味が感じられ、レーズンのバランスも抜群。甘すぎず、クセになるおいしさです。
ダークチョコレートは、見た目よりも意外とあっさりしていて、スッキリとしたチョコ感。甘さよりもカカオの濃さの方が引き立ち、後味もサッパリしているので、最後まで飽きずに食べられます。
さらに、テイクアウトメニューにはオリジナルのシェイクやレモネードも。
こちらは赤いサクランボが目を引く、チェリー&ミルクシェイク(580円)。グリオットチェリーとミルク、バニラアイスが入っていますが、意外に甘さ控えめ。ほのかに甘酸っぱく、フルーティーな味わいです。ホイップクリームと混ぜていくと、よりミルキーなテイストになり、飲んでいくたびに味の変化を楽しめます。
ちなみに、ジェラートのカップやシェイクのカップに貼られているステッカーは、アメリカのサンフランシスコ在住のアーティスト・JENNY SHARAF(ジェニーシャラフ)さんによるアート。入り口の床などにも描かれていて、お店を華やかに演出しています。
入り口の広いソファーとハイチェアーは、テイクアウトメニューのイートインスペース。ちょっぴり甘いものが食べたいときなど、こちらでサッと座って食べることができます。
一日中楽しめる幅広いメニュー
「Sign吉祥寺」のメニューは、モーニング・ランチ・ディナーと時間帯によっていろいろな料理が楽しめます。
モーニングメニューは9時から。駅直結なので、仕事や学校に行く前にパパッと朝食をとることも可能。休日のちょっとリッチな朝ご飯にパンケーキなども優雅で素敵ですよね。
11時から始まるランチメニューは5種類。定番メニューに「Sign特製オムライス」と「チキンと小芋のごろごろ野菜カレー」そして週替わりのパスタとボウル(900円)、プレート(980円)が並びます。
平日限定でコーヒーかアールグレイティーがセットでついており、土曜・日曜・祝日はプラス200円でオレンジジュースやグレープフルーツジュースなどが選べます(写真左が月曜~金曜、右が土曜・日曜・祝日のランチメニュー)。
ディナータイムは15時から始まり、一品メニューからパスタやピザ、ご飯もの、スイーツなどが幅広く揃います。アルコールもあるので、友人や家族との食事はもちろん、帰宅前のリラックスタイムを楽しむこともできますね。
オールタイムで幅広いメニュー、しかも駅直結。どんな状況でも誰もが使いやすいレストランで、食事場所に困ったときの救世主となりそうですね。
まとめ
落ち着いた雰囲気もあり、時間帯を問わず大人の女性客が多い印象でした。駅直結で人通りが多い立地ではありますが、店内に奥行きがあるので忙しなさを感じにくく、ゆったり食事を楽しめるのも嬉しいポイント。吉祥寺でちょっぴりひねりの効いた新しい洋食を食べたいなら、ぜひ訪れてみてください。

Sign KICHIJOJI(サイン 吉祥寺)
- 電話
- 0422-27-1549
- 営業時間
- 9:00~22:00 テイクアウトメニューは11:00~
- 定休日
- アトレに準ずる
- URL
- http://www.transit-web.com/shop/sign_kichijoji/
- 住所
- 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-24 アトレ吉祥寺 本館1F Google Mapで見る