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【閉店】黄金色に輝くパンがいっぱい!「しげくに屋55ベーカリー」が3年ぶりに吉祥寺に帰ってきました

    • 吉祥寺
    • グルメ
    • 2020-04-10
    • 2023-09-03
  • 2020年1月に吉祥寺のハモニカ横丁にオープンした「しげくに屋55ベーカリー」は、高円寺に本店があるベーカリー。ショーケースには「おいしいパンを作りたい!」との思いが込められた数々のパンが並びます。閉店時間前に売り切れてしまうことも多いという人気ベーカリーです。

2020年9月追記

残念ながらこちらのお店は2020年8月をもって閉店されたようです。

 黄色い看板の下の通りを入ります

お店の場所は、吉祥寺駅北口から徒歩約2分のハモニカ横丁。宝飾店と、以前は焼き小籠包屋さんがあった間を入った右側にあります。

派手な黄色の看板の下が、通りの入り口。狭い通りなので、うっかりして通り過ぎないように注意を。通りをのぞくと見える、シンプルな布のフラッグが目印です。

「しげくに屋55ベーカリー」は、パンを作っている青木哲夫さんと、青木啓恵さんが1999年に始めたお店。以前は高円寺のほか、吉祥寺の末広通りにもお店があって、行列が絶えない人気店でしたが、あまりの忙しさに「しばらくは高円寺のお店に集中したい」と2016年12月に一旦クローズ。今回約3年ぶりに吉祥寺に戻ってきてくれました。

 

 黄金色に輝くパンが約20種類

ハモニカ横丁の店舗は、ショーケースとレジのみのこじんまりとした外観。パンは高円寺の本店で作り、毎日運んでいるそうです。

店頭の看板をよく見ると「55」の文字の横棒がバゲットでした。かわいい~!

店頭に立っているのは青木啓恵さんです。

ショーケースに並ぶパンは20種類ほど。ほしいパンを告げ、取ってもらうシステムです。

もっちり食パン、やわらかレーズンパン、やわらかチーズパン、やわらかクルミパン、もっちりベーグル…どれもおいしそう! 見た目はシンプルながら、どのパンも黄金色に輝いています。

 

 原材料の魅力を最大限生かすパン作りを

商品名が書かれたカードには「富山県土遊野さん 完全無農薬の小麦と玄米使用 ビスコッティ」や「北海道中川郡本別町のえりも小豆をつかった手づくりあんぱん」といった文字が。

「オープン以来ずっと“おいしいパンを作りたい”との思いで続けてきました。その中で尊敬できる農家さんや食関係の方との出会いがあって、その方たちが作る原材料の魅力を最大限生かしたい、もっともっとおいしいパンを作りたいと、日々研究しています」と青木啓恵さん。時季があえば、取引先の農家さんへも研修に出かけているそう。小麦をはじめとする原材料へのこだわりとパンへの大きな愛情を感じます。

 

 やさしいのに力強い味わいがたまりません

今回は開店当初から人気という“やわらか”シリーズのレーズンパンとクルミパン、さらに“究極の”とついたバナナパンを購入。早速食べてみました。

まずはモハベレーズン入りの「やわらかレーズンパン」(572円)から。

持つとずっしり! そして大きい!! 直径19cmのお皿が小さく見えます。レーズンもたっぷり入っていて、うれし~い。

ちなみにモハベレーズンとは、カリフォルニアのモハベ砂漠で採れるブドウで、枝についたまま乾燥させるので通常のレーズンより甘さが凝縮されて肉厚なんですって。

一口食べてみると、やわらかい食感ながらもっちり。力強い小麦の風味と、レーズンのうま味と甘みが相まって、噛むほどにおいしさが広がります。何もつけなくても、そのままでとってもおいしい! 一度食べ始めたら止まらなくなります。

続いて「やわらかクルミパン」(637円)を食べてみました。

こちらもずっしり、ふんわりでクルミもたっぷり。香ばしさがたまりません。ハチミツ入りだそうで、甘さはさほど感じないものの、とてもやさしい味わいです。

 

 うま味が濃い~! バナナだけで仕込んだ“究極”のバナナブレッド

そして、新作の「究極のバナナブレッド」(702円)も食べてみました。水や牛乳などは一切入れず、なんとバナナの水分のみで仕込んでいるんですって。

袋の口を開けると、ホワ〜ッとバナナの香りが広がります。

通常、バナナブレッドはしっとりした食感ですが、しげくに屋さんのはもっちり!という感じ。バナナのほのかな甘さと小麦の香りがよく合って、人気というのもうなづけるおいしさです。そのままはもちろん、トーストしてもよさそう。

今回いただいたパンはどれもそれぞれ特徴があって、おいしくて、しかも異なる味わい。パンの奥深さを教えてもらったようで、お店にあるほかのパンも全部食べてみたくなりました。

 

 まとめ

パンはその日の温度や湿度にかなり影響されることから日々配合を少し変えているそうで、「全く同じパンは二度と作れないんですよ」と青木さん。また昨年20周年を迎えたのを機に、今「幸せなパン屋をつくる」という大きな挑戦をしているのだとか。食べる人はもちろん、作る人も幸せになれるパンを、ぜひ味わってみてください。

 

しげくに屋55ベーカリー

営業時間
木~月曜 14:30~18:00
定休日
火・水曜
※営業時間、定休日はお店のフェイスブック、インスタグラムで確認してください
Facebook
https://www.facebook.com/shigekuniya55/
Instagram
https://www.instagram.com/shigekuniya55/?hl=ja
住所
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-4ハモニカ横丁