大豆の味が濃い! 西荻窪「まめなとうふ店」でお豆腐のおいしさを再認識
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杉並区
グルメ
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西荻窪にある「まめなとうふ店」は、大豆本来の味わいやおいしさが存分に楽しめるおとうふ屋さん。おとうふやお惣菜の販売のほか、ランチもあります。
西荻窪駅から徒歩2分の便利な立地です
「まめなとうふ店」は西荻窪駅南口から仲通街へ入り、しばらく歩くと右側にある小さなお店。お店の前には丁寧に書かれたお品書きボードが出ています。
入り口横にはかわいいお店のロゴが控えめにありました。
店内には6席ほどのカウンターが。
入って右手のショーケースには、おとうふや厚揚げ、お惣菜が並んでいます。
以前は別の店舗で仮営業をしていたそうですが、移転。2019年5月から現在の場所で本格営業となりました。
人気のランチは15:00まで
このお店のおとうふは、国産在来大豆と天然にがりにこだわり、消泡剤を使わないのが特徴。15:00まではランチも楽しめます。
今回は湯葉丼をいただきました。
丼のほか、おとうふと手作りの生姜の佃煮がついています。
人気の湯葉をふわふわの卵でとじた湯葉丼はとってもやさしい味! シンプルな味付けで湯葉そのもののおいしさが引き立ちます。
湯葉は厚めでしっかり。
そしておとうふは大豆の甘みがしっかり感じられて、とってもなめらかな絹ごし。おとうふがこんなに甘いものだとは知りませんでした。
「お好みでどうぞ」とだし醤油が添えられていましたが、そのままでも十分なおいしさです。
薄味で油揚げの味わいがストレートに楽しめるいなりずしは1個100円。
かぶりつくと、口の中にじゅわーっとお揚げのおいしさが広がります。
おとうふはもちろん、お惣菜も美味!
もっといろいろ味わいたいと思い、おとうふとがんもどき、お惣菜を買って帰りました。
もめんとうふ(260円)は大豆のうまみがギューッと凝縮された一品。そのままでもおいしいけれど、お塩をちょっとつけて食べると最高でした。
ふっくらとしたがんもどきは、大・中・小の3サイズあります。こちらは小の4個入りで290円。さっとあぶってよし、煮物にしてよし。特に煮物にすると煮汁をたっぷり含んで、たまりません。
お惣菜は日替わりで用意されるそうで、今回は定番の「おからポテサラ風」(250円)と、「厚揚の肉詰め」(350円)、「湯葉と小松菜のおひたし」(300円)を。
どのお惣菜もしみじみとおいしくて、こんなおかずが食卓に並んだら毎日幸せを感じられそうです。
こだわりの大豆は国産在来大豆を使用
おとうふには、その時々に手に入るおいしい国産在来大豆を使用。現在は北海道の音更大袖振(おとふけおおそでふり)という大豆を使っているそう。大豆によっておとうふの味が変わってくるので、その都度水加減を調整するなど在来種ならではの手間はあるものの、この味わいは何物にも代えがたいのだとか。
確かにまめ特有の青っぽいような感じは一切なく、大豆のうまみが凝縮されたようなおとうふは、素材そのものの持ち味を大切に、丁寧に作っているからこそ。
一度食べたら忘れられない味でした。
まとめ
そのままでもお料理の素材としても、口にする機会の多いおとうふですが、ここまで甘さを感じたのは初めての体験でした。「感動ものですよ」と言われた“揚げたての油揚げ”は今回味わうことはできませんでしたが、機会があったらぜひぜひ!食べてみたいと思いました。
※価格はすべて税別
まめなとうふ店
- 電話
- 03-5941-7815
- 営業時間
- 12:00~19:00(とうふ売り切りじまい。ランチは15:00まで)
- 定休日
- 月・木・日曜
- URL
- https://www.instagram.com/mamena.tofu/
- 住所
- 東京都杉並区松庵3-38-20 Google Mapで見る