
【閉店】三鷹駅から徒歩16分。カレー屋さんで古着屋さんでレコード屋さん。「ちょっと遠いレコード」は飲食だけでなくウィンドウショッピングもOK
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2020年7月にオープンした「ちょっと遠いレコード」は、スパイスカレーが味わえるカレー屋さんであり、古着屋さん、レコード屋さんでもある“複合型飲食店”。駅からはちょっと遠いけれど、いろいろな楽しみ方ができるお店です。
※2020年10月追記
こちらのお店は、残念ながら閉店されたようです。
民家の2階にあります
場所は三鷹駅北口から徒歩約16分。五日市街道沿いにあります。吉祥寺駅からだと、北口を出て徒歩20分くらいです。
お店は民家の2階にあり、ちょっと分かりづらいので、うっかりしていると見落としてしまうかも。
お店の看板もかなり控えめでした。
右側の、ボードがかかったドアを開けるとすぐに階段があるので、そのまま2階へ上がるとお店に到着します。
カレー屋さんで古着屋さんでレコード屋さん
店内にはちょっとノスタルジックなソファーセットのほか、テーブル席やカウンターが。かすかにスパイスの香りが漂うところはカレー屋さんですが、ぱっと見にはカレー感はなく、なんとも不思議な感じです。
階段を登り切ってすぐのスペースに個性的な古着がズラリ。レコードは一見無造作にビールケースに入れられています。
古着は知り合いの古着屋さんに店内の一部を貸しているそうで、期間限定でさまざまなポップアップストアを展開しているんですって。
カレーは日替わりで楽しめます
ランチタイムは11:30~15:00で、メニューは「本日のカレー」(1000円)、バスマティライス(インディカ米)を使った香りのよいチャーハン「バスマティヤキメシ」(900円)、「スパイスチキン定食」(900円)。ドリンクも各種あります。
カレーは日替わりで、この日のカレーは「サバのしょう油煮カレー」とのこと。
小麦粉やバターは一切使用しないスパイスカレーというので、今回は「本日のカレー」をお願いしました。
和のテイストがプラスされたスパイスカレー
しばらくして大きなお皿に盛りつけられたカレーが登場。
インディカ米を使ったターメリックライス、カレーのほか、ナスや角切りフライドポテト、サラダがワンプレートになっています。カレーにはサバのしょう油煮のほか、香ばしいチキンも添えられていました。
カレーは水分が多くさらっとした南インド風。辛さの調整もお願いできます。最初はあまり辛さは感じなかったのですが、スパイスがとても効いていて、食べ進めるごとに食欲をどんどん刺激していきます。
お店ではスパイスだけでなく、隠し味として和の調味料も加えているそうで、サバのしょう油煮との相性もバッチリ! ボリュームがありますが、ペロリと完食しちゃいました。
友人が作るカレーを見よう見まねで作ったのが始まり
オーナーの伊藤さんは、もともとはミュージシャンだったそう。そのころ同じシェアハウスの住人だった友人が、インドに行くたびに買ってきたスパイスで作ってくれるカレーのおいしさにハマり、見よう見まねで作ってみたのがオリジナルスパイスカレーの始まりだったとか。
「吉祥寺のヨドバシ裏の屋台型シェアキッチン“テトラアパートメントストア”でオリジナルカレーを販売したら、評判になって毎日売り切れに。また京都の五條楽園内にある“UNKNOWN KYOTO”の飲食部門を立ち上げ、企画・管理・プロデュースをしていました」と伊藤さん。
そして2020年7月、三鷹と吉祥寺の間に「ちょっと遠いレコード」をオープン。
「カレーと古着とレコードはカルチャーが似ているんです。飲食利用だけでなく、ウィンドウショッピングだけでもOK。ちょっと一杯…というのも大歓迎です」
屋上に出ることもできます
店内には屋上に続く階段もあります。「上がってもいいですよ」と言っていただいたので上がってみると、風がとても気持ちいい~。
ゆくゆくは屋上にテラス席を作る予定だそう。
アルコール類も用意されているので、星空を眺めながら一杯…というのも楽しめそうですね。
まとめ
確かに駅からはちょっと遠いけれど、わざわざ出かけたくなる不思議な魅力にあふれたお店でした。なによりスパイスカレーの奥深さといったら…! カレー好きならぜひ一度味わってみてください。次はぜひ「バスマティヤキメシ」も味わってみたいです。

ちょっと遠いレコード
- 営業時間
- 11:30~21:00
- 定休日
- 火・水曜
- URL
- https://twitter.com/littlefarrecord
- 住所
- 東京都武蔵野市吉祥寺北町4-1-3 2階