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美しい!“ごちそうすぎない”本格的な日本料理が楽しめる三鷹「きんとき」

    • 三鷹市 グルメ
  • 三鷹の住宅街にそっとたたずむ日本料理店「きんとき」。素朴で上品な料理と丁寧な盛り付けは、味も見た目も美しい“大人の逸品”ばかりでした。

 夫婦二人で営む、和の温もりあふれるお店

「きんとき」は三鷹駅の北口から徒歩3分ほど。マンションの1階にある、日本料理屋さんらしい風情あふれる店構えが印象的です。

 

きんときの外観

 

2007年に吉祥寺から現在のお店に移転しました。もともとこの場所はお寿司屋さんだったそうですが、引き戸のデザインは改めて大工さんに作ってもらったこだわりのデザインなのだとか。

 

趣があって、とても素敵ですよね!

 

きんときの店内きんときの店内

 

 

店内も和の温もりを感じる落ち着いた雰囲気。障子を通して差し込む光が、お店全体を上品に照らしています。この障子も店主こだわりのデザインなのだそう。時間がゆっくり流れるような、穏やかな空気を演出しています。

 

「主にご夫婦やご家族でいらっしゃるお客様が多いです。駅から家までの途中にあるので、便利がいいとおっしゃっていただけています」と店主の関口隆さん。お店は奥様と二人で切り盛りされています。

 

 “ごちそうになりすぎない”本格的な日本料理

「きんとき」のランチタイムは完全予約制で、通常はディナータイムがメイン。

 

メニューは、昼は4名より3900円(3日前までに要予約)から、夜は3900円・5500円・6500円・8500円(8500円のみ3日前までに要予約)の4種類のコースが用意されています。

 

コースの内容は価格によって品数や内容が異なるので、事前に電話で確認しておくと安心です。

 

きんときのメニュー

 

日本料理の修業を重ねた関口さん。メニュー作りにもこだわりがあります。

「献立で私たちが心がけているのは“ごちそうになりすぎない”ということ。高級食材を続けて使いすぎてお客さまの気持ちが疲れてしまわないよう、身近な食材を中心に作っています」。

 

たしかに、高級な食材が連続で登場すると気張ってしまって、場の雰囲気を楽しむことを忘れてしまいがち。“日常よりもちょっといい食事”をいただく時間の方が、なんだか格別な感じがします。

 

この日のコースの一部の料理をご紹介します。

 

きんときの椀物

 

この日の椀物には、焼いたカレイと玉子豆腐、ジュンサイと冬瓜、椎茸が。添えられた叩きオクラが色鮮やかで目を引きます。出汁の香りと味わいがやさしく、心からホッとできる一品です。

 

カレイはフワフワで、口の中でほどけていく食感が秀逸。水草の一種のジュンサイは、舌触りはトロリとしていますが、噛むとコリコリとした歯ごたえがあり、カレイや玉子豆腐の柔らかさに対してとてもいいアクセントになっています。

 

お椀のふたの柄も美しく、目でも食事を楽しめるのが日本料理の醍醐味ですよね。

 

きんときのお造り

 

続いてお造り。本マグロとイサキ、アジの刺身に、きゅうりとすだち、わさびを添えています。

 

アジとイサキは適度な歯ごたえがあり、引き締まっていながらも魚の旨みが凝縮している印象。またマグロは甘みがあり、噛むほどに口の中に濃厚な味わいが広がります。

 

添えられているきゅうりは、昆布と塩で漬けた後に酢と醤油で洗ったもの。浅漬けのようなさっぱりとした味わいで、刺身の間に食べることで口の中をリフレッシュしてくれます。

 

食材と味付けで食べやすさも考慮されているのですね。

 

きんときの焼き物の盛り合わせ

 

こちらは焼き物の盛り合わせ。尼鯛と平子鰯のつけ焼き、里芋の煮物、海老巻き揚げ、そして白瓜の雷干しが添えられています。

 

尼鯛の焼き物にはマッシュルームソースが添えられていて、少し洋風の香りただよう個性的な味わい。鼻に抜けるきのこの香りが魚の淡白さと相性抜群です。平子鰯はもともとサイズの小さな鰯なのだそう。身がやわらかく、ほどよい脂と塩加減がご飯やお酒を進めてくれそうです。

 

里芋にちょこんと添えられているのは、大徳寺納豆というめずらしい食材。中国から古く伝わる精進料理の一種で、いわゆる納豆とは全然違った濃い味噌のような味わいです。里芋のもったりした味に対して、絶妙なアクセントになっています。

 

また“雷干し”という聞きなれない調理法は江戸時代によく用いられたそうで、昆布と水につけたあと数時間天日干しにしたもの。ポリポリと歯触りがよく、ほのかに出汁のような香りがして、とても素朴でやさしい味わいです。

 

どの料理も、繊細な味わいで彩りも美しく、とても丁寧に仕上げられた逸品たちばかりでした。

 

ちなみに美しさでは料理だけでなく、器も注目したいところ。

 

きんときの器

 

さまざまな器を取り揃えていて、料理に合わせて選んでいるのだとか。有名な作家さんのものや身近なギャラリーで選んだり、デザインや造りにこだわりがあります。

 

ぜひ料理とともに、器も愛でながら料理を楽しんでください。

 

 

 お祝いや特別な食事には折り詰め弁当の予約も

「きんとき」では、お弁当の予約が可能。

 

きんときのお弁当の予約可能

 

2000円・2500円・3000円と3種類あり、それぞれ内容と品数が異なります(写真は一例です)。注文は4個から、3日前までに予約が必要です(折り詰め弁当の予約が優先となるため、お弁当の予約が入っている日はランチ予約不可)。

 

「敬老の日や七五三、お花見などイベントや、会社の説明会などでご注文いただくことが多いです。あとは、お店に出向くのが難しい小さなお子さまやお年を召した方などがいらっしゃる場合にも、お弁当ならご自宅で気軽にお食事ができるので、重宝いただいています」と関口さん。

 

本格的な日本料理を自宅で手軽に食べられるのは嬉しいですよね。ちょっとした季節のイベントやお祝いの席に彩り鮮やかなお弁当が並べば、盛り上がること間違いなしです!

 

 まとめ

レトロな時計や照明など、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気がとても居心地のよいお店でした。ディナータイムは、お子さまは小学校5年生以上から入店可能とのこと。また嫌いな物やアレルギー食材がある場合は、予約の際に相談できます。ときには親しい人とゆっくり料理を愛でながら、リラックスした食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

きんときの外観

きんとき 三鷹

電話
0422-54-5580
営業時間
ランチ12:00~14:00(2時間制) ディナー18:00~22:30
定休日
火曜日(不定休あり)
URL
http://www.kintoki-an.com/
住所
東京都武蔵野市中町1-23-13 ルネスコパン1F Google Mapで見る