一人でも入りやすい明るく落ち着いた「029吉祥寺食堂」

「029（おにく）吉祥寺食堂」は、吉祥寺駅北口から吉祥寺サンロード商店街を北に突き抜けて、五日市街道を渡るとすぐに見えてきます。

ロゴは「029」と舌を出した口を合わせて、「肉」という漢字をデザインしています。おしゃれさと遊び心が感じられ、親しみやすい雰囲気です。

入り口を入るとなだらかなスロープが。ベビーカーでも入りやすいつくりになっています。

 シンプル＆ナチュラルな「029吉祥寺食堂」の店内

白を基調とした明るい店内。

「おひとりでいらっしゃるお客さまでも、落ち着いてお食事を召し上がっていただけるよう、居心地のよいシンプルな色合いと空間づくりを目指しました」と店長さんがおっしゃるように、木の温もりを感じさせるテーブルやイスはナチュラルなイメージで、落ち着いた雰囲気です。

 焼肉屋が手掛けるボリュームたっぷりの「029吉祥寺食堂」の絶品肉料理

「029（おにく）吉祥寺食堂」というだけに、やはりメニューはほぼ肉料理。牛、豚、鶏とバラエティーに富んだメニューが並んでいます。

それもそのはず、同店は吉祥寺サンロード商店街内にある「炭火七輪 炭きち」の会社が手掛けたお店で、長年信頼している焼肉屋の仕入れ口を活かし、良質な肉を安価に提供しているのです。

どのメニューも単品と定食が選べます（牛タンひつまぶし、丼と一部つまみメニューを除く）。
定食はご飯とみそ汁が付き、さらにごはんのおかわりは無料。お腹いっぱい食事をしたいときにはぴったりです。

「良質なお肉の料理をお腹いっぱい食べてもらいたくて、気兼ねなく食事を楽しめる“食堂”を作りました。肉好きが喜ぶメニューを、数カ月かけて考えました」と店長さん。

肉のプロである焼肉屋さんだからこそ、味もボリュームも価格も満足できるお肉メニューが食べられるのです。

ちなみに、お客さまの4割がお一人での来店なのだとか。明るく温かい雰囲気からか、女性のお客さまも多く訪れるそう。たしかに、一人焼肉は抵抗があっても、食堂なら入りやすいですよね。

 看板メニューの「牛タンひつまぶし」

こちらが「029吉祥寺食堂」の名物料理、「牛タンひつまぶし」（1,680円）。その名の通り、うなぎのひつまぶしと同じように、食べ方のバリエーションが楽しめます。

まず最初は牛タン丼としてシンプルにいただきます。炭火で焼いた牛タンは香ばしく、ちょうどいい柔らかさ。ご飯はマイタケのペーストをバターと和えていて、口に入れるとふわっとマイタケの香りが！　トッピングされているネギ・ミョウガ・カイワレ・三つ葉の香味野菜が味をキュッと引き締めていて、味のバランスが絶妙です。

温泉卵をのせて

2杯目は、お膳についていた温泉卵をのせていただきます。

全体的に味わいがマイルドになり、卵の濃厚な旨みが牛タンと絡み合うとまた違うおいしさを楽しめます！　ここにお好みで塩だれをプラス。ごま油の香りがまた食欲を刺激して、いくらでも食べられそうです。

出汁茶漬け風に

最後は熱々のレモンコンソメスープをかけて出汁茶漬け風に。スープは優しい味わいで、ふんわりレモンが香ります。やはり牛タンにはレモンが合いますね。

かなりボリュームがありますが、味を変えることでまったく飽きがこず、あっという間に平らげられてしまいます。

 美桜鶏（みおうどり）のトマトチーズフォンデュ

この定食メニューは「美桜鶏（みおうどり）のトマトチーズフォンデュ」（単品960円・定食1260円）。

「美桜鶏は南アルプスの自然の中で育ったブランド鶏で、ジューシーさとさっぱりさのバランスがちょうどよいのが特徴。ほどよい弾力があり、旨みがギュッと詰まっています」と店長さん。

カリッと焼き上げた鶏肉の上に、酸味と甘さがほどよいトマトソースとトロトロのチーズをたっぷりかけたイタリアンテイストな一品。持ち上げるとトローンと見事に伸びるチーズに、思わず写真を撮る方も多いそう。味も見た目もボリュームも大満足です。

 骨付きポークリブ

これは「骨付きポークリブ」（単品900円・定食1200円）。豚のスペアリブを煮込み、じっくり味をしみ込ませています。

「味は甘辛の醤油ベースで味付けしています。冷めるときに味がグッとしみ込むので、4時間ほど煮込んだ後、冷ましてから約2日間寝かせています」と店長さん。

たしかにはしを入れると簡単にホロホロとほどけてしまうほどやわらかく煮込まれていて、芯まで甘辛い味がギューッとしみ込んでいます。肉の旨みと濃いめの味つけに、ご飯が止まらないメニューですが、この味はビールにもぴったり。お酒とともに単品で注文される方も多いそうです。

肉料理以外にも、自家製焼肉タレを使った「野菜だけのスタミナ丼」（900円）というユニークなヘルシーメニューも。メニューの種類が多いので、何度行ってもいろいろな味が楽しめて、お得ですよね。

 「029吉祥寺食堂」は、小粋な街の食堂

商店街と住宅エリアの境目に位置する「029吉祥寺食堂」は、地元の人が使いやすい“小粋な街の食堂”でした。
土曜・日曜はファミリーも多く来るそうで、気軽に食事ができる居心地のよさは、すでに地元では評判のようでした。今日はがっつりお肉が食べたいというときに、ぜひ「029吉祥寺食堂」で堪能してみてはいかがでしょうか。

029（おにく）吉祥寺食堂

電話

0422-27-6700

営業時間

11:30～22:00

定休日

月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)

URL

https://www.facebook.com/029kichijoji/

住所

東京都武蔵野市吉祥寺東町1-6-1　Google Mapで見る