子どもから大人まで、暑い夏でも寒い冬でも食べたくなるおいしさ

お店の場所は、丸の内線「南阿佐ヶ谷」駅から約7分、JR「阿佐ヶ谷駅」から約9分で、2つの駅の中間あたり。天気が良かったのでお散歩がてら歩いていきました。

青梅街道沿いにあるこのお店が、ソフトクリーム店「牛乳屋さんのソフトクリーム」です。ソフトクリームの看板もかわいい！

店内にはちょっとしたイートインスペースもあり、席数は5席あります。暖かい日差しがあるときにのんびり腰かけて食べるのもいいですね。

メニューはこんな感じ。

 ソフトクリームからホットドリンクまでメニュー豊富

ソフトクリームは「ミルク」の1種類のみ（人工甘味料不使用）。カップか3種類のコーンから選びます。

コーンは、昔ながらのレギュラー、少し甘めのワッフル、ザクザク食感のグラノーラです。他にも、フロートが3種類、アイスコーヒーやホットメニューのコーヒーやカフェラテ、ミルクも2種類あります。

宮野乳業代表取締役の宮野雄一朗さんにおすすめメニューを尋ねたところ、定番の人気メニューは「ソフトクリーム」、暑い日によく注文されるという「クリームソーダ」、これからの季節におすすめなのが「スイートミルク」との答えが。

せっかくなので、その3種類をオーダー。あれこれ食べてみました。

 ミルク感たっぷりの濃厚ソフトクリーム

ソフトクリームを搾るマシンは「カルピジャーニ」という本場イタリア製の最高級マシン。この機械の中にソフトクリームミックスを入れて、空気と混ぜ合わせながら時間をかけて冷凍、ソフトクリームが出来上がります。

「このマシンはノンホモ牛乳を使用したミックスでも詰まりにくく、混ぜ込む空気の量も調節可能なんです。ソフトクリームの味を安定させるため、ある程度の時間をかけながらソフトクリームをお出ししています」と宮野さん。

連続で作り過ぎるとソフトクリームの状態が変わるそう。いつでもおいしいソフトクリームを作るため、マシンを休ませることも必要なんですね。

こちらが看板商品のソフトクリーム・レギュラーコーン（440円）です。

やや硬めですが、とにかく牛乳の味が濃厚、それでいてしつこくないので後味スッキリ！　最後まで飽きずに食べられるので、ついついお代わりしそう。絶品です。

また、通常より低温で時間をかけて殺菌する「パスチャライズ殺菌」を採用することで、タンパク質やその他の栄養素をなるべく壊さないように仕上げている、とのこと。この2つが組み合わさって、牛乳本来の味わいを生かしたソフトクリームが完成したんですね。

 フロートといえばこれ！　ひんやりドリンクならクリームソーダで決まり

フォトジェニックなひんやりドリンクといえば、クリームソーダ（550円）。レトロなフォルムに胸キュンです。赤いさくらんぼも入っています

 あたたか～いドリンクもあります

新メニューのスイートミルク（390円）は、ソフトクリームの原料をベースにパスチャライズ殺菌の牛乳をきめ細かく温めて作るドリンク。これから寒くなる時期にピッタリですね。

ひと口飲んでみると、甘さのバランスが絶妙です！　コクと甘みをしっかり感じられるので、牛乳の味やニオイが苦手な人でも、ゴクゴク飲むことができそう。

 街の牛乳屋さんの新たなスタート

2年ほど前から宮野さんは牛乳選びからマシン選び、レシピの研究などおいしいソフトクリームを作り上げるため、独学で研究。全国を回るなど、忙しい日々を過ごしてきました。試行錯誤を経て、お店をオープンしたのは2019年3月です。

「今ではベビーカーを押すお母さんたちや、子どもたち、おじいちゃんおばあちゃんがこの店を訪れます。週に3、4回来てくださる常連さんもいらっしゃって、ありがとう、おいしかったよと笑顔で声をかけてくださるのが本当にうれしいですね」と宮野さん。

宮野乳業代表取締役の宮野雄一朗さん

インスタグラムやツイッターなどのSNSでスタンプ2倍DAYなどのお得な情報もお知らせしてくれるそうなので、気になる人はチェックしてみてください。

 まとめ

甘さが絶妙で、牛乳のコクもしっかり感じるのにくどさが残らないので、何度でも食べたくなる魔法のソフトクリームです。土・日曜は混み合うこともあるので、平日に訪れるのがおすすめ。店内のイートインスペースで、家族や友だちと食べるのも楽しそう。お散歩がてら出かけてみませんか。

牛乳屋さんのソフトクリーム

営業時間

月〜金曜11:00〜18:00
土・日曜、祝日11:00〜18:30

定休日

不定休

URL

https://homemilk.co.jp/softcream/

住所

東京都杉並区阿佐谷南3-10-3　Google Mapで見る