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曜日でお店が変わる!吉祥寺「カフェトリエ」、【閉店】金・土曜の「Cafe*33」はコーヒーはカフェインレスです

    • 吉祥寺 グルメ
  • 吉祥寺にある「カフェトリエ」は、曜日によってお店が変わるコーヒースタンドとお菓子屋さんの“カフェ&アトリエ”。現在は4つのコーヒースタンドが出店していて、それぞれ異なる“思いのこもった一杯”とスイーツが楽しめます。

※2020年12月追記
カフェトリエさんは営業を継続されていますが、金・土曜の「Cafe*33」さんは残念ながら2020年12月26日をもって閉店されました。

 大通りから少し入った静かな場所にあります

お店は吉祥寺駅北口から徒歩約7分、吉祥寺第一ホテルの裏側、吉祥寺通りから2本入った静かな通りに面しています。

以前から「ガラス張りでいい感じのお店だな」と気になっていたのですが、何度か前を通った際、日によって看板の店名や出ているメニューが違っていて…。ちょっと不思議に思っていました。

実は「カフェトリエ」は曜日ごとに店主さんが変わり、店名も変わるお店。「自分でやってみる」をコンセプトに、それぞれの店主さんの思いのこもったメニューや雰囲気が曜日替わりで楽しめます。

コンパクトな店内はシンプルで居心地がよさそう。奥のテーブルのほか、入り口の横にカウンターもありました。

 斬新な取り組みでグッドデザイン賞を受賞

同店ではコーヒースタンドだけでなく、本屋さんを開業したい人向けにワークショップを行い、実際に10店舗以上開業。現在は店舗を持たない本屋さんが2店入居していて、本も販売しています。


下の棚に並んでいるのは「文鳥文庫」。本を一冊読み切るのは大変という人も“珈琲”と“スイーツ”を楽しむように、“珈琲”と“文章の世界”を楽しめたら…との思いで並べられているそう。どの本もコーヒーを一杯いただく間に読み終えられる分量なので、気軽に文学の世界に触れることができます。

さらに、お店に来たお客さまへの“自分でやってみる”体験として、飲食メニュー写真基本講座、ラテアート体験などの「やってみる講座」も開催。


こうした“一歩踏み出す店主の志(ビジョン)の整理とメニュー等への接続+「店舗間での志の共有」により、一般的にバラバラに営業し、営業時間もフル店舗より短いシェア店舗のデメリット達を、メリットに転化した試み”が評価され、「カフェトリエ」は2019年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

 

 金・土曜は「Cafe*33」。カフェインレスのコーヒーが楽しめます

出掛けたのは土曜日。店頭には「Cafe*33」とのボードがありました。金・土曜に出店しているそうです。

メニューを拝見すると、コーヒー、エスプレッソ、アメリカーノ、カプチーノ、カフェラテに、スムージーやクリームソーダなども。旬の果物や野菜を使ったスイーツも各種ありました。

バリスタで店主の山本さんは以前給食調理員だったそう。ドリップもエスプレッソも、コーヒーはすべてカフェインレスで、常時3種類用意されています。「コーヒーは飲みたいけれどカフェインは避けたい…というときや、妊娠中でも自由にドリンクが選べて、ほっとする時間が過ごせるお店にしたかったんです」と山本さん。

ドリップコーヒーは「エチオピア」「コロンビア」「マンデリン」の3種類から豆を選べます。カウンターに並んだ瓶がかわいい♪

またアレルギーがあってもスイーツが楽しめるようにとお菓子には卵を一切使わず、メニューにはそれぞれアレルゲンを表記。カウンターに並べられたパウンドケーキは小麦粉ではなく、米粉が使われています。

「アレルギーがあるから、あれも、これも食べられない、選べない…というのは悲しいですよね。どんな子でも、だれでも一緒に楽しめるのが給食です。たくさんの子どもたちが笑顔になった楽しい給食の時間のように、ここにきたらみなさんに笑顔になってほしいと思って」。「だれもがほっとできる時間を」との思いがありがたいですね。

 

 コーヒーはその場で挽いて、一杯ずつ淹れてくれます

今回はカフェラテ(550円)とかぼちゃプリン(550円)をお願いしました。しばらくすると、カウンターの向こうからコーヒーのたまらなくいい匂いが…! 注文を受けてから豆を挽いて、一杯ずつ淹れているんですって。この香りだけでも十分幸せな気持ちになりました。

その後間もなく運ばれてきたかぼちゃプリンとカフェラテがこちらです。

カップにたっぷり入ったカフェラテはミルクが多めで、コーヒーの香りを漂わせながらもまろやかな味わい。優しさが体にしみこんでいくようでした。

一方、かわいい見た目なのに「おぉ!?」という驚きにあふれていたのがかぼちゃプリン。もっちり固くて、とっても濃厚! 甘さ控えめの生クリームやカラメルソースとの相性もバツグンです。

このプリンにも卵は使わず、かぼちゃ、生クリーム、牛乳がメインで、全体の分量の半分弱がかぼちゃなんですって。野菜ソムリエでもある山本さんならではの、素材を生かしたプリンでした。

 

 ほかの曜日も訪れてみたいカフェスタンドぞろいです

「Cafe*33」のスイーツは基本週替わり。ケーキの予定はインスタグラムにアップされているそうなので、こまめなチェックは欠かせませんね。

ちなみに、ほかの曜日のカフェスタンドは、火・水曜は「Boketto」、木曜は「TOINOWA」、日曜は「Goodsun COFFEE」。月曜は定休日です。「建物も内装も変わらないのに、カウンターに立つ人が変わるとお店のイメージも変わるんですよ」と山本さん。店主さんそれぞれの“思い”がこもった一杯を味わいに、また足を運ぼうと思います。

 

 まとめ

曜日替わりのコーヒースタンドとお菓子、そして小さな本屋さん。訪れる曜日によって違う出会いが楽しめるのが「カフェトリエ」の大きな魅力。それぞれのお店の特徴はサイトをチェックしてみてください。どのお店も個性的で、きっと通ってみたくなりますよ。

カフェトリエ (CAFETELIER)

電話
0422-27-6059
営業時間
各店舗instagramで告知
定休日
月曜日
URL
http://cafetelier.net/
住所
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-3 101

Cafe*33

営業時間
金・土曜日 12:00~18:00
※カフェトリエでの営業は2020年12月末日まで
URL
http://cafetelier.net/coffeestand/cafe-33