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【閉店】本格フレンチと自然派ワインをカジュアルに味わう!阿佐ヶ谷「Bistro Sentiment」

    • 杉並区
    • グルメ
    • 2018-10-10
    • 2023-09-03
  • 阿佐ヶ谷の住宅街にたたずむフレンチビストロ「Bistro Sentiment」(ビストロ サンティマン)。駅から少し離れた立地にもかかわらず、訪れる人が後を絶たないという人気店。さっそくその秘密を探ってみました。

※2022年1月追記
2021年10月末日をおちまして閉店しました。
詳しくは公式サイトをご覧ください。https://bistro-sentiment.business.site/

 想いのこもった料理を味わえる本格フレンチビストロ

阿佐ヶ谷駅北口から徒歩12分。中杉通りから日大通り沿いに240mほど入ったところに「Bistro Sentiment」はあります。

 

小さな入口ですが、看板に描かれたトリコロールが目印です。

 

 

店内は奥行きがあり、手前に8名入れるカウンター席が。

 

 

奥には6人掛けのテーブル席が1つ。大人数で利用したいときは、予約が必須です。

 

 

「本場のフレンチビストロのように、ワインとボリュームのある食事をカジュアルに楽しんでいただけたらと、夫婦でお店を始めました」とオーナーシェフの根本剛美(まさみ)さん。

 

もともと“ものづくり”に興味があった根本さん。当初はフランスの建築に憧れていたのだとか。

「建築も“ものづくり”としては興味があったんですが、時間をかけて建てる建築よりも、お皿にそのときの瞬間を何度も残すことができる料理に惹かれました」

それから20年以上、料理人一筋でさまざまなお店で修業をし、ついに2年前に念願の「Bistro Sentiment」を開きました。

 

店名にある「Sentiment」はフランス語で「感情」という意味。一皿一皿、気持ちや想いをこめた料理を提供したいというところから名づけました。

 

「Bistro Sentiment」はオーナーシェフの熱い想いとこだわりがたっぷり詰まった、フレンチビストロなのです。

 

 質もボリュームもフランス式!厳選した50種類以上の自然派ワインも

本格的なフレンチと聞くと、一般的には高級なイメージがあります。でも「Bistro Sentiment」は、クオリティはそのままに価格がとてもリーズナブル。

「実際、本場のビストロの料理は、ボリュームが多め。当店もフランス式に食べ応えのある量で提供しています」と根本さん。

 

本場では1人1皿食べるそうですが、日本人には量が多いので、複数人でシェアして食べるのがちょうどいいくらいなので、リーズナブルにいただくことができるのです。

 

また、「Bistro Sentiment」ではワインも注目。自然派ワインといわれる、できるだけピュアな素材を使って作られたワインを置いています。

 

 

「料理に合わせるワインには、なるべく自然のままのものを提供したいと思い、フランス語で“ヴァンナチュール”という自然派ワインを置いています。やはり料理人として、体にいいものをお届けしたいと思っています」(根本さん)

 

ワインの種類は赤白合わせて50種類以上と豊富な品揃え。ワインが詳しくなくても、料理と合うワインをたずねればオススメしてもらえるので、迷ったら聞いてみるのもアリですよ。

 

では、さっそく料理をいただくことに。今回はランチメニューの前菜とメインのメニューをいただきました。

 

ランチの基本内容と価格は、前菜+メイン+パン+ソフトドリンクで1620円。前菜とメインはいくつかのメニューから選べます(料理によってはプラス料金あり。選んだ料理によって価格は変動します)。

 

 

まずは前菜メニューの1つ「ビストロ惣菜3種盛り合わせ」。

 

左上から時計回りに、グリーンサラダ、ラタトゥイユ、キャロットラペ、からすみポテトサラダです。

 

野菜不足には嬉しい一皿。しかもこれだけで1つのプレートとして成立するほどのボリュームで、1.5人分くらいあります。色とりどりの野菜を楽しめて、体が中からキレイになれそう!

 

「ラタトゥイユ」はトマトの旨みがギュッと詰まっていて、ひんやり爽やかな一品。後味もサッパリです。

 

歯ごたえがよい「キャロットラペ」は、ほどよい甘さと酸味が後を引きます。レーズンが甘みに深みをプラスしていて、爽やかで上品な味わいです。

 

そしてフレンチらしい、「からすみポテトサラダ」。じゃがいものやさしい味わいに、ほのかな からすみの香りがアクセントとなり、ワンランク上の上質なポテトサラダという印象です。ちりばめられたフライドオニオンのサクサクとした食感も楽しめます。

 

 

そしてこちらがメインの「北海道産蝦夷鹿のランプロディ 200g」(通常ランチメニューに+540円)。

 

見るからにおいしそうなお肉の断面がたまりません!

 

北海道産の蝦夷鹿を使った、いわゆる“ジビエ”料理。ヨーロッパで貴族の伝統料理として、古くから発展してきた食文化です。

 

鹿肉は高たんぱく低カロリーでヘルシーながらも、特に柔らかみのあるランプ(モモ)はしっとりしてジューシー。ナイフはスッと抵抗なく入るくらい、柔らかです。味もまったく臭みやクセがなく、一緒に味わうカシスと赤ワインのソースもほのかな甘みが鹿肉とぴったりマッチ。ワインの香りがふんわり鼻に抜けてフルーティーな後味です。余計な脂がないのに赤身の旨みは感じられて、とても食べやすい印象。お肉は下処理をほとんどしていないそうで、まさに素材のおいしさを存分に感じられる一品です。

 

ちなみに、こちらのお肉料理に合うワインをお聞きしたところ「Les Milans(レ ミラン)」(ボトル6156円・グラス918円)という赤ワインがオススメとのこと。

 

 

「フランスのワインで、ピノノワールとガメイ ドーヴェルニュというぶどうを半分ずつ使っています。木いちごのようなフルーティーさがあり、飲みやすいワインです」と根本さん。

 

「北海道産蝦夷鹿ランプ」はディナーでも提供しています(1944円)ので、ぜひワインとともに味わってみてはいかがでしょうか。

 

 ランチもディナーも本格フレンチメニューが豊富!

上記のほかにも、ランチで選べる前菜とメインのメニューはまだまだあります。

 

 

肉や魚介など、その日の気分でいろいろと味わってみると楽しそうです。

 

一方、ディナーは基本、アラカルトでの注文。

 

 

かなり量が多いので、シェアしながら食べるのがオススメです。

 

席数が少なめなこともあり、予約をしておくとベター。大切な人といつもよりちょっと素敵な食事をしたいとき、本格フレンチとワインに舌つづみを打ってみてはいかがでしょうか。

 

 まとめ

料理の見た目も味も細やかで、心のこもったおもてなしがとても温かく感じました。お子さんは6歳以上から来店OKとのことで、落ち着いた雰囲気も居心地のよい理由の一つ。オーナーシェフの料理人としてのこだわりも強く、駅から少し離れていても、行く価値のあるお店という印象。知る人ぞ知る、阿佐ヶ谷フレンチの名店にぜひ一度訪れてみてください。

阿佐ヶ谷 Bistro Sentiment(ビストロ サンティマン)

電話
03-5311-8320
営業時間
月曜~金曜:ランチ 11:30~14:00(LO 14:00) ディナー 17:00~23:00(LO 21:30)
定休日
水曜日、不定休(毎月2日)
URL
https://bistro-sentiment.business.site/
住所
東京都杉並区本天沼1-3-4 シリカヒルズ阿佐ヶ谷102