※2021年3月追記
こちらのお店は2020年10月31日に閉店されたようです。
2021年3月18日（木）から千葉で同じ店名で営業を開始されるそうです。

 こじんまりしたお店に手作りベーグルがいっぱい

お店のオープンは11：00からですが（土曜日は10：30から）、おいしいベーグルを求めて、開店前からお客さまが並ぶことも多いという「 Bagel 粉音」。

テイクアウト専門の、とてもかわいいお店です。

店内のショーケースには一つひとつ手作りされたベーグルがいっぱい。

壁にはおすすめの商品を紹介したボードが。

お惣菜系やスイーツ系のほか、季節限定のものもありました。

ベーグルだけでなく、手作りのスコーンも販売しています。

 北海道産小麦を使い、製法にもこだわりあり

2016年4月にオープンしたこのお店は、製造も販売もすべて店主の幕田弘美さんが1人で行っています。

「ベーグルには硬くてパサパサなイメージを持つ人もいますが、食べたときにおいしい！と感じてもらえる食感のものを作りたかったんです」と幕田さん。スタートは8種類でしたが、「もっともっといろいろなベーグルを作りたいとやっているうちに、今では種類が倍になってしまいました」と笑います。

使っているのは北海道産の小麦100％で、独特な食感を出すために製法を工夫したり、ベーグルの種類によって水分量や成形を変えているそう。そこで何種類か購入し、いただいてみました。

 お惣菜系ベーグルの人気No.1は「とるねーどウインナー」

今回購入したのは、甘い系、お惣菜系など計6種類です。

まずはお惣菜系で人気No.1の「とるねーどウインナー」（280円）をいただきました。

生地がもちもち！　ウインナーもジューシーで食べごたえがあります。軽く温めると食感が変わって、また違う味わいが楽しめるのも魅力です。

おもちが加わって、さらにもっちもち～！　3度塗りしているというお醤油の香ばしさがたまらない、とても和風なベーグルです。

 生姜の佃煮が入った変わり種も美味

続いて「ピリ辛生姜昆布」（200円）と「黒こしょうクリームチーズ」（230円）。

見た目ではあまりわかりませんが、切ってみると…。

生姜と昆布や、クリームチーズが巻き込んであります。生姜昆布はピリッと辛くて、ベーグルの生地との相性がバッチリでした。クリームチーズのほうは、黒こしょうがとってもいいアクセント。小麦のほのかな甘さも感じられ、鉄板の組み合わせですね。お酒と合わせてもいいかも♪

 スイーツ系の人気No.1「ブラックチョコ」もチェック

スイーツ系では、人気No.1の「ブラックチョコ」（200円）と「みるくオランジェ」（250円）を食べてみました。

「ブラックチョコ」はブラックココアのほろ苦い生地にチョコチップが巻き込まれています。チョコレート好きにはたまりませんね。一方「みるくオランジェ」はホワイトチョコとオレンジピールを巻き込んだ、やさしい甘さ。もちもちした食感にオレンジピールがよく合います。

今回は6種類でしたが、一つひとつどれも見事に味わいが違っていました。たくさん食べたはずなのに、「ほかの種類のも食べてみたい。朝食にはシンプルなベーグルをトーストして食べたい」との思いが湧き上がってくる…。開店前に行列ができるというのも納得の味わいでした。

 予約して取り置いてもらうことも可能

お店は19：00までですが、商品が売り切れ次第閉店になってしまうので要注意。予約して取り置きしてもらうこともできます（火～金曜は19：00まで、土曜は15：00までに受け取りを）。

お店の場所は三鷹駅北口を出て、中町新道を吉祥寺方面へ6分くらい歩いた右側。“手作り もちもちBAGEL”のフラッグが目印です。

小さなお店ですが、大通りに面しているのでわかりやすいはず。おいしいベーグルを求めて、ぜひ行ってみてください。

 まとめ

このお店のベーグルを食べて、ベーグルのイメージが変わったという人も多数いるそう。店内には「ライ麦入プレーン」（160円）を使った簡単なレシピや、おいしい温め方、上手な保存方法の紹介もあり、「おいしいベーグルを食べてほしい」との思いがいたるところから伝わってくるお店でした。

Bagel粉音

電話

0422-27-8814

営業時間

平日11:00～19：00、土曜10：30～19：00（売り切れ次第終了）

定休日

日・月曜

URL

https://www.facebook.com/bagelconon/

住所

東京都武蔵野市中町1-34-8